住信SBIネット銀行の改悪まとめ【2026年最新】d NEOBANKの新ランク・ポイント改定と社名変更を解説
住信SBIネット銀行(d NEOBANK)は2026年5月1日に「スマートプログラム」を大幅改定し、さらに2026年8月3日には「ドコモSMTBネット銀行」へ社名変更します。結論から言うと、ランクを維持しやすくなった人もいれば、無料回数が減った人もいる「改悪と改善が混在した改定」です。影響が出るかどうかは、あなたの口座の使い方次第。この記事では変更点を整理したうえで、自分がどちらに当てはまるのか判断できるようにまとめます。
情報確認日:2026年7月16日
料金・条件・制度の内容は公的機関・各サービスの公式情報を確認しています。
最新の条件は各公式サイト・公式資料でご確認ください。
①改定までの時系列
今回の改定は、ドコモ傘下入りから段階的に進んできました。
- 2025年10月1日:住信SBIネット銀行がNTTドコモの連結子会社化
- 2025年12月19日:「ドコモSMTBネット銀行」への社名変更を正式発表
- 2026年5月1日:スマートプログラムのランク条件・特典内容を改定
- 2026年8月3日:社名を「ドコモSMTBネット銀行」に変更予定
社名変更自体はサービスの大枠に影響しませんが、今回のランク改定は実際の使い勝手に直結します。
②新ランク条件はどう変わった?
最大の変更点は、ランクが4段階から5段階(ベーシック/シルバー/ゴールド/VIP/プラチナVIP)になったことです。判定基準も「円普通預金残高+SBIハイブリッド預金残高」ベースに整理されました。
| ランク | 達成条件(いずれか) | 他行振込無料回数 |
|---|---|---|
| ベーシック | 条件なし | 月1回 |
| シルバー | 残高50万円以上/給与・年金受取/口座振替1件以上/開設3ヶ月以内 | 月5回 |
| ゴールド | 残高100万円以上/給与受取+口座振替1件/ミライノカードTravelers Gold契約 | 月10回 |
| VIP(新設) | 残高500万円以上/ミライノカードPLATINUMまたはGOLD保有+引落設定 | 月15回 |
| プラチナVIP | 残高1000万円以上 | 月20回 |
改悪と感じるポイントは主に2つです。以前はスマホアプリの設定だけでランク2(現シルバー相当)になれましたが、改定後は残高50万円以上か給与受取などの条件を満たす必要があります。また、年会費11,000円のプラチナデビットカードを保有しているだけで無条件にランク4(無料20回)になれていた特典も廃止され、新しいプラチナVIPは残高1,000万円以上が必須になりました。
③ポイントも改悪。限定ポイント化と定額自動入金ボーナスの廃止
ランク条件だけでなく、ポイント制度も変わりました。ランクに応じて上乗せされていたポイントは「スマプロポイント(限定ポイント)」に切り替わり、付与日から有効期限3ヶ月・住信SBIネット銀行デビットカードでの支払いにのみ利用可能という制約付きになっています。
さらに、定額自動入金サービスの利用でもらえていた毎月30ポイントのボーナスが廃止されました。外貨積立などもポイント対象から外れています。一方で給与受取ポイントは30ptから100ptに増えており、改定内容は一律の改悪ではなく、条件によって明暗が分かれる形です。
④結局、改悪なのか改善なのか?私の場合で判定してみる
ちなみに私は投資用の入出金がメインで、給与口座は別です。ランクはシルバーですが、2026年5月の改定後も乗り換えていません。同じような使い方をしている人は、意外と影響が小さいはずです。
パターン① メイン口座として給与・生活費を管理している人
残高を50万円以上キープできるなら、シルバー以上を維持できます。日常使いへの影響はほぼありません。
パターン② サブ口座として少額だけ置いている人
残高が50万円未満だとベーシックに下がり、他行振込の無料回数は月1回のみ。振込が多い人ほどデメリットを感じやすくなります。
パターン③ SBI証券との連携目的で使っている人
ハイブリッド預金など証券連携機能は引き続き使えます。投資目的での利用にはほぼ影響がありません。
むしろ得する人もいる:ゴールド緩和のケース
デビットカードの還元率アップに絞ると、改善側もあります。以前は「デビットカードPoint+」の還元率を1.5%に上げるには残高200万円以上が必要でしたが、改定後は残高100万円以上(ゴールド)で同じ1.5%還元に到達できるようになりました。ミライノカードGOLDなどを保有していて残高100万円前後の人は、むしろ有利になっています。
住信SBIを投資用の入出金口座として使っている人は、そのままNISA口座の積立にもつなげやすいはずです。まだNISAを始めていない人は、あわせて始め方も確認してみてください。

⑤結局どう判断すればいい?「振込頻度」×「残高」で考える
判断に迷ったら、「振込頻度」と「残高」の2軸で考えるとシンプルです。振込が少なく、残高も50万円以上キープできるなら、そのまま使い続けて問題ありません。実際、私のように投資用の入出金がメインなら、シルバーの無料5回で十分足りるため、改悪であっても口座を残す合理性があります。証券口座とあわせて使い方を整理したい人は、SBI証券と楽天証券の比較も参考にしてみてください。

逆に振込頻度が高く、残高も少ないままなら、他の無料回数が多いネット銀行を併用するのも手です。
- 楽天銀行:楽天証券との連携でマネーブリッジ適用(普通預金金利0.1%)
- auじぶん銀行:au PAYとの連携でATM・振込無料回数が増える
- PayPay銀行:PayPayとの連携でポイント還元あり
それぞれの特徴をもう少し詳しく比較したい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

ただし、口座の乗り換えには手間がかかります。まず現状のランクと使い方を確認してから判断することをおすすめします。

まとめ
- 2026年8月3日、住信SBIネット銀行は「ドコモSMTBネット銀行」へ社名変更予定
- スマートプログラムは4段階から5段階(ベーシック〜プラチナVIP)に再編
- シルバー到達の条件が厳格化された一方、ゴールドは残高100万円で到達可能になり改善した面もある
- ポイントは3ヶ月失効の「限定ポイント」化、定額自動入金の毎月30ポイントは廃止
- 振込頻度が少なく残高もキープできるなら、乗り換えずそのまま使い続けて問題ない
改悪といっても、使い方次第で影響は大きく変わります。まず自分の口座残高と振込頻度を確認したうえで、乗り換えるかどうかを判断してみてください。

