SBI証券 vs 楽天証券【新NISA完全対応版】徹底比較
新NISAが始まったことで、投資を始めようと証券口座の開設を検討している方が急増しています。
そのとき、多くの人が必ずぶつかる壁があります。
「SBI証券と楽天証券、どっちで開設すればいいんだろう?」
Googleで検索すると情報が多すぎて、どれが最新のものかもよくわからない。
「とりあえず楽天で」「周りがSBIだから」と何となく決めてしまう人も少なくありません。
私自身も、10年以上前に初めて証券口座を開設したとき、同じ壁にぶつかりました。
当時はそれほど違いがなかったのですが、2024年の新NISA開始以降、各社の戦略が大きく動き始めています。
「なんとなく決めた口座」で10年・20年投資し続けるのは、もったいない選択かもしれません。
この記事では、FIREを目指すサラリーマンの視点から、最新情報をもとにSBI証券と楽天証券を徹底的に比較します。
最後には「あなたはどちらが向いているか」を確認できる診断フローチャートもあります。ぜひ最後まで読んでみてください。
「どっちも無料」だから余計に選べない
「手数料が無料になったから、もうどこでも同じじゃないの?」
実は、これが一番の落とし穴です。
2023年以降、主要ネット証券は国内株の売買手数料を無料化しました。新NISAにおける取引手数料も両社ともほぼゼロです。
表面上の差がなくなった分、本当に差が出る部分=クレカ積立のポイント還元・銀行連携・ポイントの使い勝手が、長期投資では大きな差になってきます。
たとえば、毎月10万円(新NISAの上限)をクレカ積立した場合、年間で得られるポイントは:
- SBI証券 × 三井住友カード(条件達成時1%):年間12,000pt
- 楽天証券 × 楽天プレミアムカード(最大2%):年間24,000pt
たった1%の差が、年間12,000円の差になります。10年続ければ12万円以上。「どっちも同じ」は大きな誤解です。
最新比較表【新NISA対応・全6項目】
📊 基本スペック比較
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 国内株式手数料 | 無料(ゼロ革命) | 無料(ゼロコース) |
| 米国株手数料(NISA口座) | 無料 | 無料 |
| 投資信託本数 | 約2,600本 | 約2,500本 |
| つみたて投資枠 対象商品 | 約280銘柄 | 約280銘柄 |
| 成長投資枠 投信 | 約1,500銘柄 | 約1,500銘柄 |
| 口座開設数(参考) | 1,300万口座超 | 1,100万口座超 |
💳 クレカ積立 ポイント還元率比較(2024年11月〜最新)
| カード | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 一般カード | 三井住友カード:年間カード利用10万円以上で0.5%、100万円以上で1% | 楽天カード:0.5%(代行手数料0.4%以上の投信は1%) |
| ゴールドカード | 三井住友ゴールドNL:年100万円利用で1%(年会費永年無料化あり) | 楽天ゴールドカード:0.75%(同0.4%以上は1%) |
| プレミアムカード | 三井住友プラチナプリファード:最大5%(年間利用額条件あり) | 楽天プレミアムカード:最大2% |
| 月10万円積立時の最大年間pt | 最大60,000pt(プラチナプリファード5%時) | 24,000pt(楽天プレミアム2%時) |
⚠️ SBI証券のクレカ積立ポイントは2024年11月買付分から「年間カード利用額」に連動する仕組みに変更されました。
🏦 NISA枠の使い方・対応状況
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| つみたて投資枠 | 対応(年120万円) | 対応(年120万円) |
| 成長投資枠 | 対応(年240万円) | 対応(年240万円) |
| 非課税保有限度額 | 1,800万円 | 1,800万円 |
| NISA口座手数料 | 無料 | 無料 |
⭐ ポイント制度比較
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 対応ポイント | Vポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイント | 楽天ポイントのみ |
| ポイント投資 | 1ポイント=1円で利用可 | 1ポイント=1円で利用可 |
| 投信保有ポイント | あり(銘柄による) | あり(銘柄による) |
銀行連携機能
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 提携銀行 | 住信SBIネット銀行 | 楽天銀行 |
| 連携名称 | SBIハイブリッド預金 | マネーブリッジ |
| 普通預金金利(連携時) | 年0.11%(2024年時点) | 年0.1% |
| ATM手数料 | 月最大20回無料(住信SBI) | 月最大7回無料(条件あり) |
初心者向けツール
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| スマホアプリ | かんたん積立アプリ、SBI証券株アプリ | iSPEED(高評価) |
| 使いやすさ | ★★★★(リニューアルで向上) | ★★★★★(シンプルで人気) |
| ロボアドバイザー | 投信工房(無料・自動リバランス) | らくらく投資(シンプル) |
あなたはどちら向き?
SBI証券をおすすめするタイプ
- 三井住友ゴールドカードやプラチナプリファードを持っている、または作る予定の人(積立ポイント最大化)
- 手数料を徹底的に削減したい人(国内株・米国株ともに最安水準)
- 楽天サービスをあまり使わない人
- 複数のポイントを使い分けたい人(Vポイント・dポイント・JALマイルなど)
- 住信SBIネット銀行との連携でATM手数料を節約したい人
私自身も三井住友ゴールドカード(年間100万円利用で年会費永年無料化済み)と組み合わせてSBI証券でクレカ積立しています。
毎月10万円積立が上限で年間12,000ポイント、カード年会費はゼロ。
楽天証券をおすすめするタイプ
- 楽天市場・楽天銀行・楽天カードをすでに使っている人(エコシステム完結)
- 楽天ポイントを日常的に貯めている人(ポイント投資でさらに増やせる)
- アプリの使いやすさを重視する人(iSPEEDは初心者評価が高い)
- 楽天銀行のマネーブリッジで普通預金金利を上げたい人
楽天グループを日常的に使っている人は、証券口座も楽天で統一することで、楽天ポイントが自然と貯まる仕組みが作れます。
今日からできる具体的アクション3ステップ
ステップ1:口座開設(最短翌営業日〜)
両社ともオンラインで完結し、最短翌営業日から取引できます。マイナンバーカードがあれば本人確認もスムーズです。
→ まずはどちらかで「口座開設」だけ完了させましょう。どちらにするかは診断結果を参考に。
ステップ2:クレカ積立を設定する(月1〜10万円)
新NISAのつみたて投資枠は年120万円(月10万円)。
クレカ積立に設定することで、毎月自動で投資+ポイントが貯まる仕組みが完成します。
- SBI証券:三井住友カードを登録 → 毎月の積立額と投信を設定
- 楽天証券:楽天カードを登録 → 楽天カードクレジット決済を選択
ステップ3:インデックスファンドを選ぶ
初心者に最もおすすめなのは「全世界株式型」または「米国株式型」のインデックスファンドです。
- 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
- 「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
どちらも両社で購入でき、信託報酬は業界最低水準です。まず1本選んで、毎月自動で積み立てるだけ。それで十分です。
まとめ:迷ったら「自分の経済圏」で選ぶ
新NISA開始以降、SBI証券と楽天証券の「基本スペック」の差は縮まっています。
手数料も、取扱商品数も、ほぼ互角です。
だからこそ、差がつくのは「ポイント還元」「銀行連携」「日常の使い勝手」の3点です。
- 楽天ユーザーなら → 楽天証券でエコシステムを完成させる
- 三井住友カードユーザーなら → SBI証券でポイントを最大化する
- どちらでもない人 → まずSBI証券の口座を開いておくと将来の選択肢が広がる
FIREを目指す私の経験から言えば、「完璧な証券会社」を探すより、「今すぐ始める」ことの方が100倍重要です。
複利の力は時間が全てです。迷っている時間がもったいない。まず1つ口座を開設してください。
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更新情報: 手数料・ポイント還元率は各社の発表により随時変更される場合があります。
最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

