【感想】13歳からの金融入門は投資初心者におすすめ
お金の仕組みや投資については、学校でも家庭でもほとんど教えてもらわないですよね。
大人になっても知らないことが多くありませんか?
『お父さんが教える 13歳からの金融入門』という本では
子供向けといえどお金にまつわる知識について幅広く網羅されていて、イラストも交えて分かりやすく非常に参考になる内容となっています。
『お父さんが教える 13歳からの金融入門』は著者のデヴィッド・ビアンキさんが13歳の息子さんに向けて書いた本になります。
これからお金について勉強をしたい方には非常におすすめの本です。
なぜかというと金融商品の種類から株の取引方法、企業の分析といった基本をこの一冊で学ぶことができるからです。
13歳からの金融入門 概要
本の概要は以下の通りです。
書籍概要
- お父さんが教える 13歳からの金融入門
- 著者 デヴィッド・ビアンキ
- 単行本(ソフトカバー): 222ページ
- 出版社: 日本経済新聞出版 (2016/7/21)
イラストが多いためページ数の割には時間少なく読むことができます。
私は2時間程でざっと読むことができました。
手元において定期的に読みなおしてみたいです。
本書の流れ
全体の流れは以下のように進んでいきます。
- おカネの種類・いろいろな支払い方
- 株式市場
- 株の売買方法
- ファンド
- 債券と譲渡性預金
- 企業分析(マジで、これをやるとすごく賢くなれる)
- おカネを借りる
- 金利
- 純資金(君の持ち物の価値は?)
- 税金
- 経済
- まとめ
対話の形式で図解もふんだんに入っていてわかりやすく説明がされています。
物語の中で何度も出てくる事項としては
『自分が稼げる収入の範囲内で生活すること』 になります。
他のお金の本にもよくある内容ですがよくあるということは重要なことが分かりますね。
収入の一部は貯金しなければならない
身の丈にあった暮らしをしよう
貯金を始めるのと早すぎることはない
といったように
デヴィッド・ビアンキさんが伝えたいことは専門知識を教えることではなくてお金や投資や株式市場の世界を紹介して学んでもらうことです。
お金がすべてではありませんが豊かになるためにはお金に関する知識は知っておいた方がより良い人生になるではとないかと思います。
若い人が教育ローンに足を引っ張られ夢を叶えられなくなっていたり年金もどんどんと少なくなっている状況です。
子を持つ親としては早いうちからお金については子供には教えてあげたいものですよね。
まとめ
自分の子供にも伝えたいことは自分が稼げる収入の範囲内で生活することです。
13歳というタイトルではありますが大人が読んでもなるほどと思える内容が多くありました。
- 本当の基礎の基礎からマネーリテラシーをつけたい人
- 小さな子供を持たれている人
- 高校生や大学生
- 社会人になってまもない人
にはおすすめの内容となっています。
本を普段読みなれていない方もイラストなどが入っていて行間も空いているためページ数の割には短時間読みやすいと思います。
ぜひ一度読んでみてください。