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【書籍感想】 転職と副業のかけ算まとめ

ネス

終身雇用制度が廃止されつつある日本では転職と副業はもはや当たり前と

なってきています。

転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方という本を読んでみて

非常に面白い本だったので内容をまとめてみました。

予約時点でAmazonランキング総合1位、ビジネスカテゴリでベストセラー1位を獲得、発売から7日で3万部を超えました。

引用 note

Amazonランキング1位にもなっている人気の書籍です。

内容としては大きく5つ章で構成されています。

  1. 就職までの経緯
  2. 成果に繋がる働き方
  3. 年収を上げた転職術
  4. サラリーマンの副業
  5. 生涯年収を最大化する生き方

それぞれご紹介していきます。

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筆者motoさんの経緯

筆者は(@moto_recruit)さんです。

33歳6社目のサラリーマン。地方ホームセンターやリクルート、楽天など5回転職しました。著作『転職と副業のかけ算 (http://amzn.to/2Zc2naD) 』がAmazon総合・ビジネス書ランキングで1位獲得。年収1億円超のサラリーマンとしてForbesにも掲載されました。

引用 ツイッタープロフィールより

最終学歴は短大卒で、高学歴でも特別お金持ちの家庭でもなかった訳ですが

年収1億超えと一般的な大卒サラリーマンよりも数倍もの給与を稼いでおり

日々収入を最大化し続けている凄い方です。

職業の経歴

本書に書かれている職業の経歴です。

20歳 ホームセンター就職 年収 240万

22歳 人材企業      年収 330万

23歳 リクルート     年収 540万

27歳 ITベンチャー    年収 900万 副業  200万

30歳 広告ベンチャー   年収 1000万 副業 4000万

就職にホームセンターを選んだ理由

ホームセンターを選んだのは実績を上げて転職してのし上がろうと

いう強い志があったためだと書かれています。

大きな企業になればなる程、総合職の採用ばかりで短大卒でだった

motoさんは

  • 希望の部署に採用される可能性が低い
  • 入社後何をするのかも分からない
  • 地方転勤の可能性すらある

といったことで2年先の状況すら分からない。

はたして大手に就職することは正解なのか?

大手に就職することがゴールになっていたのではないか?

と考え就職することから転職を前提とした就職活動に切り替えます。

なかなか就職活動でそこまで考えている学生はいませんよね。

就職することをゴールにしない

成果に繋がる働き方

年収を上げる転職は今いる会社で実績を出すことが必要となります。

motoさんは

  • ホームセンター
  • 人材企業
  • リクルート
  • ITベンチャー

と転職を繰り返してきました。

その過程で得た経験や知見こそが年収を上げることにつながっています。

大事なのは長く在籍したかではなくその会社でどんな成果を出したかということです。

重要なポイントは

自分がどのような価値を提供したら年収が上がるのかを考える。

本業に限らず副業でも売上を上げていく。

全体を通して徹底してこの考え方が貫かれています。

転職編

キャリアに対する考え方

転職活動では上司の評価や会社の評価ではなく

転職市場による市場価値で比較されます。

  1. 論理的な思考ができる力
  2. 構造的に物事を捉える力
  3. 物事を俯瞰したうえで、課題を特定する力
  4. 課題に対して仮設を立て、誰にでも分かりやすく話せる力
  5. ①~④を用いて組織をマネジメントする力

この5つというのは自分の仕事をちゃんと理解した上で説明できて行動できる人です。

年収1000万円を超える求人の多くに5つの要素が求められるとのことです。

自分の市場価値を常に考える

軸ずらし転職

motoさんが年収240万から年収1000万へ年収を大きく上げた方法として

【軸ずらし転職】という方法があります。

年収は職種×業界で大枠が決まっています

企業規模や役職より業界や職種のほうが年収に大きな影響をもたらしています。

つまり年収を上げるには業界か職種をどちらかを残しながら年収の高いほうにずらすことが近道なのです。

転職にゴールはない

会社に所属している以上、自分では抗えない変化が起こります。

安定を会社に求めてしまうと企業に依存して自分の市場価値が伸びなく

なてしまうため会社を利用して自分の価値を伸ばしていくことが

今後のサラリーマンの生存戦略になってきます。

残念ながら「自分が思った通りの会社」というものは

ほとんどないみたいです。

自分で働き方をコントロールできる会社を選び

その会社を利用することで自分の価値を伸ばしていくことが

大切になってきます。

自分の値段を把握する

転職を考えていないときでも毎月1回は職務経歴書を見直し、更新し

転職エージェントと面談することで自分の値段を把握できます。

転職というマーケットで自分はいくらで売れるのか?

ということを意識することが重要です。

転職活動には転職エージェントへの登録は無料です。

こちらを参考にしてみて下さい。

年収アップを実現したい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

首都圏のIT・営業職求人多数。総合人材紹介サービスのマイナビエージェント

副業編

副業の3つのメリット

副業をするのは3つのメリットがあります。

  • 個のブランド化
  • 収入チャネルの増加による個の確保
  • 本業における市場価値向上への寄与

個のブランド化

サラリーマンが副業するという事はすべて個人の力で稼ぐということです。

個人で稼ぐということはすべて個人に依存します。

サラリーマンのように看板がないので誰で何ができる人かを明確にすることが重要となります。

自分をブランド化できれば自分が資産になっていきます。

収入チャネルの増加

また副業収入があるということで会社が倒産しても明日から

ご飯が食べれないということがなくなります。

副業をすることで収入チャネルが増えるメリットもあります。

本業における市場価値向上への寄与

お金は心の余裕といった言葉もありますが、お金が生まれることで

大胆な決定をしやすくなるのです。

また大胆な選択をしてチャレンジすることは失敗しても辞めればいい

といった気持ちの余裕が生まれ重要なチャレンジができるようになります。

副業年収400万の内訳

メリットは分かったけどどうやって稼いだの?

っていうことが気になりますよね。

motoさんは

  • サラリーマンとして苦労して得たこと
  • 自分の転職経験

をコンテンツとして副収入を得ています。

本業で努力してのそ知見で稼いでいるのです。

非常に分かりやすいですね。

自分努力した結果やノウハウをWEB上に公開してお金を稼ぐ方法です。

個人のブランド化もでき情報の信頼度も高いです。

サラリーマンの経験には多くの需要と供給がある

生涯年収を最大化する生き方

サラリーマンを辞めない理由

なぜそんなに収入があるのにサラリーマンを辞めないのか?

という点が気になりますよね。

サラリーマンを辞めてしまうと自分の経験や知見をアップデートすることが

できなくなり副業でお金を稼ぐことが難しくなることが理由です。

またブログが収益のメインのためGoogleのアップデートでどうなるか分からない

ということの方がサラリーマンよりリスクがあるとmotoさんは考えられています。

転職と副業のかけ算

motoさんは市場価値にこだわってキャリアを築いてきた結果

本業と副業、転職のいずれにも必要なのはかけ算という結論にいたります。

これからの時代はただ真面目に働いて、会社の指示を完璧にこなすだけでは年収もキャリアもアップしません。

会社に依存するだけではなく、会社で得られる機会を利用して自分の価値を伸ばしながら

転職や副業を通じて社会に対する市場価値を最大化していくことが必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

書かれているのは仕事をしながら自分のスキルを最大化して

それを最大限生かせる仕事をし、収入を最大化している内容です。

方法はシンプルですがその過程ではかなり苦労と努力をされているだろうなと思います。

大切なのは行動することだと思います。

今後は個人で稼ぐ力が求められる時代となっていくことは明白です。

会社に依存しないことが自由に生きることではないかと思います。

今までの仕事に対する価値観がガラッと変わります。

非常に面白い内容なのでぜひ手に取って読んでみて下さい。

入金力を上げるためには収入を増やすことが手っ取り早くできる方法です。

日々勉強しながら年収を高めていきたいと思いました。

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高配当系の投資とインデックス投資を組み合わせて運用中
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