【要約】13歳からの億万長者入門
今回の記事では13歳からの億万長者入門――1万円を1億円にする「お金の教科書」という書籍の内容をご紹介します。
本書は1400以上の読者評価、星5つ中の4.6の高評価で全米でもベストセラーになった本です。
また子供用に書かれているだけあってイラストも多く大人でも読みやすくなっているので13歳くらいのお子さんにもおすすめできるお金の本であると思います。
それではよろしくお願いします。
お金があることのメリット
私たちはお金があればあるだけいい!と考えがちですがお金があることのメリットって何でしょうか?
- 自由になれる
- いざという時の備えになる
- 誰かを助けられる
やってもいいし、やらなくてもいい。選択肢があるということが一番のメリットかと思います。
自分が好きな時間に好きな仕事を好きなことをできたら最高ですよね。
だからこそ経済的自由を達成するには1億円を目標でも高すぎることはないです。
時代的にもインターネットが発達して、稼ぐことや投資にアクセスしやすい時代になっているので1億円が誰でも到達可能な目標であるということが大前提あります
1億円を達成する方法
ズバリ本書に書かれている1億円を達成する方法は以下の通りです。
- 億万長者のマインドセットを身につける
- 銀行・証券口座を解説する
- 貯蓄を習慣にする まず1万円貯める
- 給与が起業してお金を稼ぐ
- 生活防衛資金を準備する3~6ヶ月分
- 貯蓄の中から投資に回す
残念ながら目新しいものはなく、結構他でも書かれている内容と似通ってますね。
近道はないということも裏返しではないでしょうか。
億万長者のマインドセットとは?
ここでの「億万長者マインドセット」とは1億円を貯めるという目標にコミットするということです。
目標達成に向けて努力し、努力によってその目標を達成することが、億万長者の考え方です。
えー地道という感じですがとなりの億万長者でもコツコツと蓄財に励む姿が書かれていました。
【となりの億万長者】は億万長者の実態を調べた本です。あなたの想像していたお金持ちのイメージがガラッと変わる内容になっています。
お金持ちになりたいと考えている方にはぜひ参考になる内容だと思います。
目標達成のためには 1集中する 2辛抱する 3自身を持つ 4賢い知恵を得る といった努力が必要なものばかりです。
かなり地道にはなりますがローマは一日にしてならず。できることを今日から行動してみましょう。
とにかく貯めるにはPYF戦略
1億円を達成するためにはまずは貯蓄をすること。
貯蓄の方法は先取りして生活費から別の講座へ投資へ回す方法 PYF戦略。
「Pay Yourself First」の略で、「自分宛ての優先支払い」という意味です
つまり給与から先取りして貯蓄するという方法です。私はあまりおすすめしていませんが財形貯蓄のような意味合いですね。
住信SBIネット銀行では定額入金サービスもありますので給与口座からあらかじめ天引きして投資用の口座へ入金するサービスも便利です。
1億円を達成する目標の立て方
1億円を達成するためには目標が必須かと思います。
お金については誘惑が多いため目標を立てることは必須ではないかなと思います。
本書では期間毎に3つに分けての目標が書かれています。
短期目標 1年以内
来月のライブのために貯金する
中期目標 1年から10年以内
車を買う。旅行先を決める。大学の学費をためる。
長期目標 10年より先
早めに引退したい。家を買いたい。世界中を旅行したい。結婚したい。
私も単年ごとの目標と長期的な目標を具体的に立てていきたいと思います。
2021年の結果と2022年目標
複利は宇宙最強の力
ジャクソンは15歳から毎年10万円を55年間積み立てをした。
レイラは30歳から毎年35万円を35年間積み立てをした。
- ジャクソン 15歳 55年間 毎年10万円 計550万円
- レイラ 30歳 40年間 毎年35万円 計1400万円
どちらも年利8%で運用したところ70歳で1億円達成できました。
ジャクソンはレイラより遥かに少ない金額で同じだけのリターンを残せています。
これが福利の力。複利を利用すればお金がお金を生み出します。
その福利の力を利用するためにはいち早く始めることが重要です。
少額からでも積み立てNISAを利用するのも良いかと思います。
つみたてNISAの選び方!書籍『つみたてNISAはこの8本から選びなさい』要約
まとめ
1万円を1億円にする方法というのは貯めて、稼いで、投資に回すという色々なお金の本に書いてある内容と重なる部分が大きいです。
チャンスがある時代だからこそ行動するかどうかはあなた次第です。
(9割の人は分かっても行動しないそうです。)
13歳からのというタイトルもあって子供でも理解できるように分かりやすくて書かれています。
私自身、子供にはお金の教育はしたいと思っています。
その際にも使って読ませたいなとも思える内容でした。