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【要約】どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話

ネス

自分の子供には幸せになってもらいたいですよね。

人生100年時代と言われている今の時代では投資することは必須になってくることは間違いないです。

私も実際子供用にジュニアNISAで積み立てをしています。

今回は

「どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話」という本の内容についてご紹介します。

お子さんがいる方には非常に参考になる内容ではないかなと思います。

書籍概要
  • どん底サラリーマンが株式投資で2億円 いま息子に教えたいお金と投資の話
  • 著者 Dokgen
  • 単行本(ソフトカバー): 176ページ
  • 出版社:‎ ダイヤモンド社 (2021/4/21)

とても読みごたえがある本です。
投資本としても参考になりますが、なにより著者の生き様が面白い。
著者は株式投資をしている現役サラリーマンですが、離婚して父子家庭になり、波乱万丈の人生(投資家人生)を歩んできました。
株式投資のタネ銭を貯めるため、節約して4年で1000万円を貯めて、そこからリスク覚悟で信用取引を行って1年で資産2億3500万円まで膨らんだのに、「資産5億円を貯めるぞ!」と欲張ってリーマンショックに遭い、資産8000万円まで急落。
とはいえ「1000万円を8000万円に増やせたのだから」と気持ちを切り替えて、投資スタイルを劇的にかえて、今度はバイ&超長期ホールドの集中投資に。これが功を奏して某企業の大株主になり、2度目の資産2億円突破。「人生ではリスクを負ってでも、勝負すべきときがある」という言葉がカッコいい。
初めて読むタイプの本でしたが、面白くて一気に読んでしまいました。個人的には超おすすめの本です。

引用 Amazonレビュー

以前からブログを読ませていただいておりました。尊敬してやまないDokGenさんが本を出すと知り、発売日に買い一日で一気に読み終えました。投資本ですが感動して涙涙。父子家庭で一生懸命子育てしたけど、寂しさからグレてしまった息子さんが立ち直り今はお酒を酌み交わすほどのいい関係とのこと。投資スタイルももちろん参考になりましたが、生活面や健康面の話もとても参考になりました。これからも応援し続けます。

引用 Amazonレビュー

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資本家と労働者の話

物語は就職活動中だった大学生の息子を焼き鳥屋に誘い話をするところから始まります。

著者の息子さんのDokgenさん大学の卒業が、近づいた頃になって相談を受けるようになったそうです。

Dokgenさんが第一に教えたいのは資本主義は投資家が儲かる世界であるということ

サラリーマンは労働者なのでサラリーマンであるうちはいつまで経っても労働からは開放されることはないということ。

残念ながら出世レースを勝ち抜いて社長や重役にもならない限り、資産が億単位のお金持ちにはなれません。

お金持ちが、すべてではないがお金が人生に余裕と自由を与えてくれる。

労働者が資本家になりたいなら株式を買い投資家になるしかない。

今後は年功序列や終身雇用も崩壊し、会社で働いていれば老後も安心という時代は終わってしまいます。

投資に学歴は不要。中卒でも高卒でも投資で成功する可能性は大いにある上、今はインターネットを使えば簡単に投資することが出来ます。

まずは投資の必要性と長期投資の重要性を息子さんに教えることとなります。

Dokgenさんの経歴

筆者のDokGen(ドクゲン)さんの経歴は以下のとおりです。

年齢出来事
0歳京都府に生まれる
24歳食品メーカー入社 株式投資スタート
28歳初婚 長男誕生
35歳離婚 全財産90万円となる
38歳年収の半分を貯金し1000万円貯める
39歳資産2億3500万円達成
40歳ライブドアショックで資産9000万円に転落
42歳リーマンショックで保有株が半値近くまで暴落
45歳東日本大震災で保有株が半値以下の暴落
52歳資産2億円達成
54歳資産2億5000万円達成

物語の内容としては妻の浮気が発覚し早々に35歳のときに離婚し、シングルファーザーになってしまいます。

株式投資を始めていたもののあまり利益が出ず、資産は90万円になってしまいます。

朝の8時に保育園に子供を預け、定時退社し子供を迎えにいく生活が続きます。

子供が寝入った後、株式勉強する時間がとれるようになっていきます。

軍資金1000万円を貯めてから資産2億円までわずか1年で達成されています。

その後の暴落も乗り越えて現在では資産2億5000万を達成されているそうです。

投資スタイルのステージ

  1. 徹底した節約で軍資金1000万円を貯める
  2. リスクを背負って信用取引を活用しながらのハイリスク投資
  3. 集中&長期保有のほっとけ投資

4年で1,000万円貯める方法

多くの軍資金を持って投資を始めることができれば素人の個人投資家でも資産を増やせるということからDokGenさんはまず1000万円を貯めようとします。

サラリーマンの方であれば毎月決まった給料が入ってきますよね。

まずは節約をすることで1000万円を貯めようと決意されます。

このやり方はサラリーマンであれば誰もが再現可能な方法です。(節約は投資に勝る)

貯金をするためには他の本にも書かれていますがまずは大きな固定費を削減することが重要となります。

軍資金1000万円のつくり方

  1. 住居費 手取り月収の15%以内
  2. 食費  月3万円前後
  3. 被服費 全身ユニクロ

住居費

住居費は家計の出費で1位の大きいもの。

社宅制度があれば利用し15%以内に抑えたい。

食費

工夫次第でだいぶ抑えることが可能。自炊でできるだけ食費を抑えて、たまに廉価なチェーン店での外食。

弁当やマイボトルをできるだけ利用しよう。

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被服費

被服費はもっとも減らしやすい項目。

ユニクロはデザインが古くならない定番品が多いので毎年買い替える必要がなく高品質です。

その他廉価で高品質のメーカーを活用してできるだけ節約する。

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ほっとけ投資

DokGenさんの投資手法としては一度買ったら超長期で保有するほっとけ投資と言われる方法です。

その会社のビジネスモデルをよく理解し、共感できる銘柄に投資する考え方。

具体的な銘柄の選定方法は下記の通りです。

シンプルな銘柄選び

  1. 知っている会社
  2. たぶん倒産しない会社
  3. 割安な会社
  4. 小さな会社

日本のサラリーマン投資家は仕事を通して様々な情報を知るチャンスがあるという理由からです。

個別株への集中投資はかなりのリスクを伴います。

皆さんにおすすめできる投資手法ではないかなとは思います。

サラリーマンが投資で勝つ条件

DokGen流「3S+1」

  1. 借金をしない
  2. スタディ(勉強)をする
  3. 仕事は頑張る
  4. 働く伴侶と結婚する

借金をしない

個人投資家としてまとまった資産形成をしたいのであれば若いときから住宅ローンなどの大きな借金をしないこと。

スタディ(勉強)をする

株式投資の勉強をすること。

日経新聞や投資に関する情報を読んだりするのを習慣にすること。

仕事は頑張る

仕事が自分の成長につながる価値があるなら仕事に注力する。

働く伴侶と結婚する

自立して仕事に打ち込んでいる素敵な伴侶を見つける。

共働きだと生活コストが抑えられ、軍資金も早く貯められる。

まとめ

今回ご紹介したDokGenさんが2億もの資産を築いた方法は以下の通りです。

  1. 徹底した節約で軍資金1000万円を貯める
  2. リスクを背負って信用取引を活用しながらのハイリスク投資
  3. 集中&長期保有のほっとけ投資

投資手法はともかくまだ投資期間が長くとれる方には軍資金を貯めて投資をする方法は再現性のある方法です。

  • 学生や新入社員または20代の方
  • 子供を持っている方

にはおすすめできる内容となっております。

非常に面白く物語形式となっているため読みやすく私は1日で一気に読めました。

気になった方は書籍を手に取ってみてくださいね。

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経済的自由を目指す会社員
30代既婚 子供男の子2人
高配当系の投資とインデックス投資を組み合わせて運用中
なんとなく社畜生活をしていたが結婚を機に時間の重要性に気付く
今の生活を変えたいと日々行動する
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