米国最強!GAFAM各社の特徴と内容
米国株投資をする際にすぐに頭に浮かぶのはGAFAMへの投資ではないでしょうか?
ただ米国企業ということで良く知らない方も多いのではと思います。
今回はGAFAM各社の特徴とどういったサービスで利益を上げているのか?についてご紹介します。
GAFAMとは?
GAFAMとは、IT業界で大きな売上を上げている5社(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の頭文字を取った呼び名のことです。
インデックスにおいてGAFAMの業績はずば抜けており、集中投資をすることでS&P500インデックスよりも上の成績を上げることも可能となります。
つまり集中投資をすることでS&P500インデックスよりも上の成績を上げることも可能となります。
GAFAM各社の特徴
それでは各企業の特徴についてみていきます。
グーグル
Googleは検索エンジンで有名な企業です。
親会社はアルファベット、広告収入がメインですが広告外のビジネスを増加させるモデルへ変化させています。
グーグル基本情報
- ティッカーシンボル GOOG
- 決算月 12月
- セクター コミュニケーションサービス
- 売上高 1,825億ドル
- EPS 58.6
サービス内の広告が50%以上を占めていて広告収入に頼っているのが現状です。
そのため景気に左右されることがあります。
アマゾン
アマゾンは米国No. 1のECサイト運営の企業です。
皆さんも良く利用するのではないかと思います。
非常に便利ですよね。
アマゾン基本情報
- ティッカーシンボル AMZN
- 決算月 12月
- セクター 一般消費財
- 売上高 3,860億ドル
- EPS 41.8
米国EC分野は競争が激しく、EC市場だけでAmazonが成長を維持するのは難しい状況となっています。
実は利益の大部分を占めているのがクラウドビジネスです。
クラウドサービスとはインターネットを利用して必要な時に必要な分だけ利用できるサービスです。
米国内だけで175の物流拠点を持ちAmazon primeは国土が大きい米国でも1〜2日での配送を可能にしています。
生活の中で欠かせない存在になりつつあるのが現在のAmazonです。
フェイスブック
フェイスブックは世界一のSNS企業です。
アクティブユーザーは28億人を超えています。
- ティッカーシンボル FB
- 決算月 12月
- セクター コミュニケーションサービス
- 売上高 1,825億ドル (2020年12月)
- EPS 10
売上のほとんどが広告収入から得ています。
米国での特徴として個人の政治献金がほぼフェイスブックと利用して行われているという特徴があります。
- 3分の2が選挙資金投じてフェイスブックに広告を掲載
- 個人の政治献金のうちフェイスブックによる献金が大多数
- 教会の80%がフェイスブックを利用
こういったアリメカならではの特徴で拡大している企業です。
アップル
アップルは日本でも人気商品iPhone、Macなどのハードウェア製品とiOSなどのソフトウェアの開発・販売を行っています。
現在はサブスクリプション、定額課金制の売上成長に注力しています。
非常にデザイン性の高い、アップル製品で囲い込んだユーザーにソフトウェア等のサービスを提供するというビジネススタイルです。
- ティッカーシンボル AAPL
- 決算月 9月
- セクター 情報技術
- 売上高 2,745億ドル (2020年9月)
- EPS 3.3
売上はiPhoneが44%
Apple TV+、Apple musicなどのサブスクモデルが22%まで増加してきてます。
アップルは自社工場を持っていないため減価償却が少ないことも大きな特徴です。
マイクロソフト
マイクロソフトはパソコンOSのWindowsを開発提供している会社です。
サブスクリプション、クラウドサービス、ハードウェアがほぼ均等に構成されています。
Office365の月額課金制のサブスクモデルを導入し売上、利益を伸ばしています。
Microsoft Teamsというオンラインでのミーティングシステムはコロナ禍の状況で大幅に普及しました。
- ティッカーシンボル MSFT
- 決算月 6月
- セクター 情報技術
- 売上高 1,430億ドル (2020年6月)
- EPS 5.7
Windows OSが多くのパソコンに搭載されAzureでデータをクラウド上で管理、Office365や Teamsなどのビジネスツールを使い完結するシステムとなっています。
売上比率も米国とその他の国が約5割ずつとバランスが良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
GAFAMは強力な成長を上げていますが各社それぞれの特徴があります。
投資するメリット・デメリットは次のとおりです。
メリット
- 短期、中期ではS&P500指数よりも成長の可能性がある。
- インフラ化し安定成長の可能性がある。
デメリット
- 取得単価が高い。
- 継続成長できるかは分からない。
- 投資するタイミングが難しい
個別株への投資は値上がり益を得ることができるというメリットがありますがその分リスクもあります。
ハイテクセクターに投資するETFもおすすめです。