SPYD(高配当ETF)とは?利回り4%超で配当金を増やすFIRE投資家の必須銘柄を解説
「老後のお金、本当に大丈夫なのか…」
サラリーマンとして働いていると、ふとそんな不安が頭をよぎる瞬間はありませんか?
私自身、10年以上サラリーマンを続けながら、なんとなく貯金だけしていた時期がありました。
でも、給料が増えない・物価は上がる・老後の年金は不安という現実を突きつけられ、「このままじゃマズい」と気づいたのです。
そこで出会ったのが、米国の高配当ETFへの投資でした。
その中でも今回ご紹介するのが、SPYD(S&P500高配当株式ETF)です。
配当利回りが4%を超えることもある、FIRE(経済的自由)を目指す投資家に人気の銘柄。
この記事では、SPYDの基本情報から特徴・リスク・VYMとの比較まで、実際に投資している私の経験も交えながら解説します。

SPYD概要 (2026年4月時点)

SPYDは世界第三位の運用会社ステートストリートが運用しているETFです。
米国の配当利回りが高い企業上位80社に均等配分で投資をしています。
S&P500®高配当指数の値動きに、経費控除前ベースで、概ね連動する投資成果を追求します。高水準の配当収入および元本成長の機会を追求する低コストETFです。指数は、S&P500®指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指標です。
引用 SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF
- 運用会社 ステートストリート
- 名称 SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
- 構成銘柄数 80銘柄
- 配当月 3月、6月、9月、12月(年4回)
- 経費率 0.07%
- 基準株価 $40.26 (2021/11/27)
- 設定日 2015年10月21日
経費率は0.07%と他の高配当ETFとほぼ横並びの設定でかなり低くおされられています。
設定日が比較的新しく2015年です。
リーマンショックを経験していないため、今回のコロナショックがはじめての暴落相場となっています。
SPYDパフォーマンス 推移

コロナショック後のパフォーマンスの推移になります。
直近の高値より最大で約45%程株価は下がりました。
青がYVM、緑がHDV、オレンジがSPYDです。S&P500指数と比較して株価の戻りが遅くなっています。
配当金が出るためトータルリターンに影響が出るのはやむを得ないですが他の指数が上昇する中停滞しているのは少し不安ですね。
上位10位保有銘柄 2026年2月時点
| 順位 | ティッカー | 銘柄名 | 構成比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | VZ | Verizon Communications(ベライゾン) | 3.45% |
| 2 | O | Realty Income Corporation(リアルティ・インカム) | 2.49% |
| 3 | TGT | Target Corporation(ターゲット) | 2.00% |
| 4 | CVX | Chevron Corporation(シェブロン) | 2.00% |
| 5 | PEP | PepsiCo, Inc.(ペプシコ) | 1.83% |
| 6 | KMB | Kimberly-Clark Corporation(キンバリー・クラーク) | 1.67% |
| 7 | KVUE | Kenvue, Inc.(ケンビュー) | 1.63% |
SPYDは均等分散型と呼ばれるETFだけあって上位10銘柄でみても構成比率が1.4前後で差がありません。
ほぼ均等に分散させていることが特徴です。
構成比率が偏っていると上位の銘柄に対する影響が大きくなります。
良くも悪くも影響を受けにくい特徴があります。
SPYDセクター別構成比率 2026年3月時点
| セクター | 構成比率 |
|---|---|
| 金融 | 36.51% |
| 非耐久消費財(生活必需品) | 14.10% |
| 公益事業 | 11.82% |
| 素材産業 | 7.93% |
| エネルギー | 6.46% |
| ヘルスケア | 3.94% |
| 小売業 | 3.65% |
| 耐久消費財 | 3.38% |
| 通信 | 3.04% |
| 産業サービス | 2.91% |
| その他 | 6.26% |
金融・不動産セクターが多く配分されています。またREITが多くある点もSPYDの特徴です。
投資をしにくい米国REITに投資ができている反面、今回の下落相場ではその影響を受けってしまっている状況です。
株価が戻りきらないのもこういったセクターを中心に投資をしているためです。
SPYDのリスクと弱点──正直に話します
私がSPYDについて正直にお伝えしたいのは、「高配当にはリスクがある」という点です。
コロナショックでは、SPYDは最大約45%下落しました。
その後の回復もS&P500やVYMに比べて遅く、株価の戻りが鈍い場面もありました。
「それでも私がSPYDを持ち続けているのは、売却益ではなく配当金を目的としているから」です。
FIREを目指す上で大切なのは、下落局面でも焦らずに配当金を受け取り続けられるメンタルと資産設計。
SPYDはその"配当金マシン"としての役割を担っています。
短期的な株価上昇を狙うなら、SPYDよりVYMやS&P500インデックスの方が適しているでしょう。
✅ 毎月・四半期ごとに配当金収入を得たい人
✅ FIREに向けて不労所得を着実に積み上げたい人
✅ 米国REITにも分散投資したい人
✅ 低コストで高利回りを狙いたい人 逆に、株価成長重視・リスクを抑えたい人にはVYMの方がおすすめです。
まとめ
SPYDについてまとめると以下の通りです。
SPYD特徴
- 配当利回りが高い
- 不動産・金融セクター中心
- 他高配当ETFより暴落相場に弱い
SPYDは株価の変動が他高配当ETFより大きくなっています。
私もSPYDに投資をしていますが売却益ではなく配当金メインで考えています。
長期的なリターンは運用期間の長いYVMの方が高い傾向にあります。

米国株の購入方法を知りたい方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。




