TKO木本氏の投資トラブルより学ぶこと
先日総額6億円規模の投資詐欺に巻き込まれたTKO木本氏のニュースが話題になりました。
木本は、自称FXトレーダーのA氏と、芸能関係者のB氏とトラブルになっている。 「A氏は20代の自称FXトレーダーで、仲間内では天才と称されていました。その手腕にほれ込んだ木本さんは、自分や知人の芸人を含む10人で1億円以上のお金を預けました。
ところが、A氏と連絡が取れなくなり、問い詰めるとA氏がこれまで実績として木本さんに見せてきたのが単なるデモ画面で、実際にはトレードすらしていなかったことが発覚したそうです 弱り切った木本は、今回の損失はA氏を紹介した自分の責任だということで、知人らに代わりに返済する約束をした。
そこに現れたのがB氏だ。 「B氏は『知人の会長しか触れない土地がある』と言い、不動産投資を木本さんに持ちかけたそうです。お金に困っていた木本さんはそれにも飛びつき、再び知人らからもお金を集めて5億円にのぼるお金を預けました。
ところが、B氏も約束したリターンはもたらさず、結局、弁護士を通じて返済計画について話しあっているのです。
引用 ヤフーニュース
内容としてはFXと不動産投資についての投資案件で本人が分かっていて進めたかどうかは不明ですが
話の内容の限り詐欺の可能性が高いですね。
後になったらどうして?と思うのですが親しい人から回ってくる話は中々疑ってかかるのは難しいのかもしれません。
今回の記事では投資詐欺に引っかからないために知っておきたいポイントについてご紹介します。
想定される利回りを知っておく
定期預金等は利率が表示されてますが
- 株式で年利4~8%
- 債権で年利3~5%
くらいが一般的な相場です。
投資の神様ウォーレン・バフェットでも年利20%程が実際のところです。
一般の人であればそれより低い利回りしか絶対ムリ。しかも絶対はありません。
上がってり、下がったりを繰り返しながら長期目線で右肩上がりというものです。
利回りいくらということが提示されていたかは今回のニュースでは不明ですが
極端な利回りを提示されたり必ず儲かるというのは注意が必要です。
美味しい話には注意する
ポイントは実際に運用していたのかどうかということ。
本当は取引していない可能性もあります。(A氏はそもそも投資してないということなので・・・)
お金を預かって一部を利回りとして出すポンジスキームじゃないかと個人的には思います。
ずっとある詐欺の方法であるがゆえにずっと騙される人がいるということ。
資金を返済すれば投資していたかどうかも分かりにくく捕まえにくいということもポイントです。
私に預けてもらえれば毎月分配金がもらえますよ。といった誘い文句には注意が必要ですね。
人に任せない
いい人だからというのは投資の世界では通用しない。
本当に良い投資商品というのは誰からも紹介してくれないものです。
私も電話でマンションへの投資の勧誘を受けたことがありますが
- 副収入が欲しくないですか?
- 税金対策になりますよ!
などといきなり言われて到底信用できるようなものではありませんでした。
他人が自分のお金をいいようにしてくれるというのは冷静に考えるとないですよね。
しかも今回の件では資金の運用会社としても登録がなかったようです。
株式や債権などのアセットクラスに投資をする方がよほどまっとうな投資商品かなと思います。
まとめ
貯蓄から投資へということが叫ばれている中でまずは良い投資商品と悪い投資商品を見分けるのが重要だと感じました。
年利数%というのは中々増えていきずらく退屈ですが最短のルートだと思います。
デイトレードのように短期で売買を繰り返し利益を上げることができるのは一部の方のみです。(私自身は無理でした。。。)
誰にでも話がありそうな内容だけに注意をしなければならないと感じるニュースですね。
やはりインデックス投資が王道の投資方法かなぁと改めて思いました。
くれぐれも美味しい話には注意して下さい。