【投資手法】ロボアドバイザーとは?
AIという言葉をよく耳にすることが多いかと思います。
投資の世界でもロボアドバイザーというAIが自動で投資してくれるサービスがあります。
何か凄く成果が出そうなイメージがありますがどういった投資手法なのでしょうか?
時間が無く、投資をすべておまかせでやってみたい方にはおすすめできます。
今回はロボアドバイザーの特徴とメリット・デメリットについてまとめてみました。
ロボアドバイザーとは
ロボアドバイザーとはAIを利用し、投資家のニーズに合った
投資信託を提案するサービスのことです。
- 実際の資産運用を任せられる「投資一任型」
- アドバイスを受けられる「提案型」
の2種類があります。
提案型は無料で利用できるものがほとんどです。
ロボアドバイザーのメリット・デメリット
メリット
ロボアドバイザーメリット
- 分散投資のハードルが低い
- 運用の手間がかからない
投資の分配はAIが設定提案してくれます。
そのため、提案されたま採用・購入して運用すれば、
複数の投資信託を探して組み合わせるといった手間がかかりません。
またリバランスすら必要でないため全自動での運用が可能となります。
【初心者向け】投資信託とは?
デメリット
- 手数料が高い
- 短期投資には向いていない
とにかく簡単でお手軽なロボアドですが分かりやすいデメリットとして
全体的に手数料が高くなっています。
投資信託はインデックス型で0.3%以下のものがほとんどですが
運用一任型のロボアドは1%前後という設定になっています。
またインデックス型の投資信託と同じく値動きが激しい商品には
ほぼ投資しないため短期で大きな結果を出すことは難しいです。
各証券会社比較
- 楽ラップ
- THEO(テオ)
- ウェルスナビ
- マネラップ
楽ラップ
楽ラップとは楽天証券のロボアドバイザーサービスです。
銘柄選びや売買・管理をすべて任せる「投資一任契約」になります。
楽ラップの特徴は他のロボアドバイザーより預かり資産が多くても
手数料が年間最大で0.99%と安いといった特徴があります。
- 最低投資額 10万円
- 運用コスト 年間最大0.99%
- 投資対象 ETF15種類
ウェルスナビ
ウェルスナビはウェルスナビ株式会社のロボアドバイザーサービスです。
質問の答えからリスク許容度を判断し、海外ETFを組み合わせて
運用してくれます。
- 最低投資額 10万円
- 運用コスト 年率1%
- 投資対象 国際分散投資 50カ国 11000社以上
THEO(テオ)
THEOは株式会社お金のデザインが運営しているロボアドバイザーです。
ETFを投資対象にしておりバリエーションが多いのが特徴です。
資産額が3,000万円以上の場合は手数料が半額0.5%となります。
最低投資額 10万円
運用コスト 資産残高の年率1.08%
投資対象 国際分散投資 50カ国 11000社以上
ON COMPASS
ON COMPASSはマネックス証券が提供しているロボアドバイザーサービスです。
簡単な質問に答えるだけで、最適な資産運用プランを提案してくれます。
提案の際には、検討しやすいに預金との比較や元本割れの確率も提示してくれます。
特徴は他の3社よりも手数料が安い点と最低投資額が低い点になります。
最低投資額 1000円
運用コスト 資産残高の年率0.925%
投資対象 世界80カ国、約50,000銘柄
まとめ
ロボアドバイザーは自動で投資をしてくれるサービスです。
ロボアドバイザーの特徴
- 自動でやってくれる
- 手数料が高い
- 長期投資向き
ただ手数料が高いといったデメリットがあります。
私はこのロボアドバイザーは利用していません。
インデックス型の投資信託やETFであれば1%も手数料がかかりませんし
その分リターンが減ってしまう点のデメリットが大きいためです。
ロボアドバイザーはすべてお任せで長期投資をしたい方向け用の商品です。
すべてお任せしているため下落局面でも狼狽売りなどの心理的な影響を
受けにくいので運用を「続ける」ということは見えないメリットではないでしょうか。
また少額投資してみてどういった銘柄に投資をしているか確認することに
使ってみても良いかと思います。
分散投資をしたい場合にはバランス型の投資信託もオススメです。
こちらの記事も参考にしてみて下さい。