みんなの積み立て投資額はどのくらい?日経新聞調べ
積み立て投資をする際に「みんなどのくらい投資してるんだろう?」と気になったことはありませんか?5,000円、1万円、5万円……正解はありませんが、他の人がどのくらい積み立てているかを知ることは、自分の投資計画の参考になります。
この記事では、日経新聞の調査データをもとに、世代別の積み立て投資額の実態をわかりやすくまとめました。
みんなの毎月の積み立て投資額(日経新聞調査より)
日経新聞の調査によると、世代別の月額投資額の分布は以下のとおりです。
| 世代 | 10万円未満 | 10万円以上 |
|---|---|---|
| 20代 | 約70% | 約30% |
| 30代 | 約50% | 約50% |
| 40代 | 約50% | 約50% |
そして最も注目すべきデータが、毎月の新規投資額の中央値が10万円という点です。中央値とはちょうど真ん中の人の数値ですから、半数以上の方が月10万円以上を投資に回しているということになります。
月収に占める投資比率はどのくらい?
日本の平均年収は約426万円(doda調べ)で、月の手取りは約27万円程度。20代の平均年収は約360万円で、手取りは月約24万円です。
月10万円の投資というのは、手取り収入の約1/3〜1/4を投資に回していることになります。これは驚くべき貯蓄率ですが、2024年からの新NISA制度拡充や株高の影響で、投資への関心が大きく高まっていることが背景にあります。
回答者の世帯年収は?(年収が高い人だけではない)
「高収入の人だけが月10万円投資できるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、調査では世帯年収1,000万円未満が過半数を占めています。必ずしも高所得者だけが大きな額を積み立てているわけではありません。
また、3年前と比べて20〜40代の5割強が投資額を増やし、3割は2倍以上に増やしているというデータもあります。旧NISAからの資金移管も一部含まれるため、過度に「自分も増やさなければ」と焦る必要はありません。
積み立て投資のシミュレーション
参考として、月額別の積立投資シミュレーション(年利5%・20年間)をご覧ください。
| 月積立額 | 20年後の資産(年利5%) | 投資元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 3万円 | 約1,233万円 | 720万円 | 約513万円 |
| 5万円 | 約2,055万円 | 1,200万円 | 約855万円 |
| 10万円 | 約4,110万円 | 2,400万円 | 約1,710万円 |
月10万円を20年間積み立てた場合、年利5%でも約4,110万円の資産を築けます。一方、貯金のみ(利息ゼロ)の場合は2,400万円。その差は約1,710万円です。しかも新NISA口座を使えば、運用益にかかる約20%の税金もゼロになります。
この結果からわかること
今回のデータから言えることは、投資をしている人は着々と資産を積み上げています。あなたの周りにも、表には出さないけれど静かに投資を続けている人が必ずいます。
日々物価は上昇し、社会保険料の負担も年々増えています。「やろうと思っているけど、まだ始めていない」という方は、まず小さな金額から始めることが大切です。
- 20代の若い方はまず月3,000円〜1万円からでOK。生活を楽しみながら投資を習慣化することが最優先
- 30〜40代は月3〜10万円を目安に、固定費削減で投資余力を作る
- いずれの世代も新NISA口座で積み立てることが税制上最も有利
まとめ
日経新聞の調査から見えてきた毎月の積み立て投資額をまとめると:
- 20代の約70%が月10万円未満、30%が10万円以上
- 30代・40代の約50%が月10万円以上
- 全体の中央値(真ん中の値)は月10万円
「自分には無理」と思わず、まずは今できる金額から始めることが大切です。月3,000円でも、20年続ければ複利の力で大きな資産になります。一緒に資産形成を続けていきましょう。

