スキルの掛け算で年収が増える 複業の思考法 まとめ
- 年収を上げたい
- 今の会社で長く働きたくない
- 人生100年時代と言われてもピンとこない
こうした悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
実際に私もそう思ったりもします。
そんな方へ向けて
【シリコンバレー発 スキルの掛け算で年収が増える 複業の思考法】
という本をご紹介します。
著者 | 酒井潤著 |
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税込価格 | 1,650円(本体価格1,500円) |
内容 | TOIEC350の「サッカーバカ」でも、シリコンバレーで働ける。将来に悩んでいる人必読。キャリアの選択肢を広げ、戦略的かつ自由に生きるための指針書。 |
人生100年時代と言われますが70歳を超えて働きたくないですよね。
私は早くリタイアして楽しい生き方がしたいです。
本書はどういったキャリアを構築して準備すればよいかが書かれています。
簡単に内容をまとめていきます。
筆者プロフィール
筆者の酒井さんの経歴は下の通りです。
- 小学校でサッカーを始める
- 同志社大学へ進学 大学日本代表でプレー
- 北陸先端科学大学大学院へ進学
- NTTドコモへ入社 ハワイで企業する
- シリコンバレーの日経企業へ転職
- Splunk,Incへ入社
- Udemyでエンジニア向けの動画教材を配信、YouTubeなど副業も
大学を卒業するまでは勉強はほとんどせずサッカー漬けの毎日だったそうです。
ですが今はシリコンバレーでエンジニアとして働かれています。
どうしてそういった働き方ができたのでしょうか?
それは情報を適切に仕入れ戦略的な選択ができたからと書かれています。
周りに合わせるのではなく、自分で調べて、自分の頭で考え、自分で決めたからこそエンジニアとしてのステージにいられるとも言われています。
自分でキャリア形成をすること、考えることが重要
収入の複線化
自由な生活、稼ぐためには収入を複数持つことが重要となります。
本業以外に収入源があれば今の仕事を解雇や会社が倒産したとしても十分に生きていけます。
具体的にやるべきことは次のとおりです。
- 古典的な働き方から脱却
- 海外も見据えたキャリア構築
- 多様な副業の活用
手元のお金を増やせば生きるための選択肢が増えます。
60歳になっても好きではない仕事に時間をとられたくないですよね。
それまでに効率的に稼ぎ、後半の人生で自由な手に入れることを目的としています。
自由な生活のためにやるべきことは収入の複線化
アメリカと日本の働き方の違い
給与
- 米国 ⇒ スキルがあるかないかで年収がきまる
- 日本 ⇒ 大卒初任給は概ね月給20万円。年功序列
これからはスキルを正当に評価してくれる企業こそ価値があるとみなされる
職場環境
- シリコンバレー ⇒ 8時~16半くらいまで、遅刻や早退が自由にできる。
- 日本 ⇒ 9時から5時くらいまで 出勤の自由がない、残業あり
日本人は働きすぎる傾向にある。
遊びの時間も必要で適度に脳を休ませるべきです。
家庭環境や仕事のバランスをみて業務時間を柔軟な企業を選ぼう
市場規模
- シリコンバレー製品の市場規模 ⇒ 世界全体
- 日本製品の市場規模 ⇒ 日本
市場規模の違いが、給与の差になる。
今働いている企業がどれだけ大きな市場をもっているかが収入や労働時間を左右する。
雇用環境
良い意味でも悪い意味でも日本企業で働いていたらいつクビになるか分からないという危機感はない。
- 米国企業 ⇒ すぐに解雇できる
- 日本企業 ⇒ 解雇できない
人材のスキル
- 米国 ⇒ 仕事のできない社員は淘汰されるため優秀な人材と仕事ができる可能性が大きい
- 日本 ⇒ 簡単に社員を解雇できないため優秀な社員と働けるかは運の要素が大きい
優秀な人材のいる環境に身をおくようにする
スピード
ビジネスで重要なのはスピードです。
日本では真似ることに罪悪感がありますが米国では真似するケースが多いとのことです。
米国では徹底的にスピードを重視しています。
スピードの違いが日米の企業の差となっています。
投資されるお金が集まる企業はスピードを重視する
これまで日本と米国の働き方を紹介しました。
筆者が言いたいのは米国がすべて優れているということではなく
日本とアメリカの働き方にはそれぞれの良さがありそれぞれの良いところ取りの働き方です。
キャリアを通して副業
副業を成功させるためには
- 本業でガッツリ稼げるように環境を変える
- 時間に余裕がある環境に変えて、副業で伸ばす
- 夫婦などパートナーと役割分担して、どちらかが大きなチャレンジをする
個人的に思うことは働いていると副業に費やす時間を捻出することは難しいと思います。
まずは時間を作ること
そして継続して続けることが成功の秘訣だと感じています。
まとめ
書籍の内容ををまとめると次のとおりです。
- 収入の複線化をする
- 許容できるリスクは取る
- リスクを最小化するために徹底的にリサーチする
- 調査して勝てそうなところにリソースを投入する
アフターコロナの時代は今までの常識が通用しなくなり一つだけの職に就くということにはリスクがあります。
会社に頼らない働き方は個人に間違いなく必要になってきます。
そのために
- 自分に何かできるのか?
- 得意分野は何なのか?
ということを分析できるリサーチ力と行動力はこれから必要になってくるスキルかなと思います。
お金をいくら持っているかではなくお金の不安がない人こそが一番幸せです。
お金の不安をなくすこと=お金を稼ぐこと
であると思っています。
あなたの人生を決めるのはあなた自身であり、今後の行動次第です。
内容が気になった方はぜひ手にとって読んでみて下さい。
億万長者の特徴が書かれているおすすめの本です。
生き方・考え方は非常に参考になります。
こちらも面白い内容となっていますので働き方を考える際に参考にしてみてください。