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株価の読み方【初心者完全ガイド】基本7項目と5指標

ネス

「株の画面を開いてみたけど、数字がいっぱいあって何が何だかわからない…」

投資を始めたばかりの頃、こんな感覚を持っている方はすごく多いと思います。

私自身も最初の1〜2年は「なんとなく上がってそうだから買う」という感覚投資をしていました。

今思うと恥ずかしい話ですが、同じ状態の人って実はかなり多いんです。

「なんとなく投資」は、運が良ければ儲かるかもしれませんが、長期で資産を築こうとする場合には通用しません。

でも安心してください。

株価の見方は基本の7項目と5つの指標を押さえるだけで、投資判断の質がガラッと変わります。

この記事では、10年以上の投資経験を持つFIREを目指すサラリーマンの視点から、株価欄の基本・投資指標・実際の確認方法まで、すべて丁寧に解説します。

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株価が「読めない」本当の理由

投資初心者が株価を理解できない原因は、実は3つに集約されます。

原因① 専門用語が多くて入口でつまずく

始値・終値・前日比・出来高・売買代金・PER・PBR…証券会社の画面には最初から専門用語が並びます。

一つひとつ調べようとしても、調べた先もまた専門用語だらけ。これでは入口から心が折れます。

実際は、まず7項目だけ覚えればOKです。あとは使いながら覚えていけます。

原因② 株価だけ見て「指標」を見ていない

「この株、1,000円から800円に下がった。

安くなったから買いかな」という発想は危険です。

株価は絶対値ではなく、利益や純資産との相対比較で初めて意味を持ちます。

PERやPBRなどの指標を使わないと、割安か割高かは判断できません。

私自身も最初の頃、「株価が下がった=買いチャンス」と思って損をした経験があります。

原因③ どこで確認すれば良いかわからない

Googleで株価を調べても基本情報しか出ません。

PERやROEなどの投資指標は、専用の情報サービスや証券会社のツールを使わないと効率よく確認できません。

口座を開設するだけで無料で使えるプロ級のツールが手に入るのに、「口座開設がめんどくさい」で止まっている人が多いのが現状です。

株価欄の基本7項目【まずここだけ覚えればOK】

証券会社のアプリや株探などで銘柄を調べると、以下のような項目が並んでいます。

一つひとつ確認していきましょう。

項目意味投資での活用ポイント
始値その日の市場で最初に売買が成立した価格前日終値との差でギャップアップ・ダウンを確認
高値その日でもっとも高かった価格上昇の勢いや上値抵抗線の目安に
安値その日でもっとも安かった価格下落リスクや下値支持線の確認に
終値その日の最後に成立した価格翌日比較の基準。チャートの基本データ
前日比前日の終値と比べた増減額・増減率当日の動きを素早く把握。+は上昇、-は下落
出来高その日に取引された株数の合計多いほど人気・注目されている銘柄
売買代金出来高×株価で算出した金額流動性の目安。大型株ほど大きい

💡 FIREを目指す長期投資家が特に注目すべきは「終値」と「出来高」です。

短期の高値・安値より、長期チャートの終値推移と出来高の安定感を確認する習慣をつけましょう。

投資判断に使う5つの株価指標

株価そのものだけでは、その株が「割安か割高か」はわかりません。

投資判断には以下の5つの指標を合わせて確認するのが基本です。

① PER(株価収益率)―割安・割高の基本指標

PER=株価 ÷ 1株あたり純利益(EPS)

「今の株価は利益の何年分か」を示す指標です。

日本株の平均は15〜20倍程度。PERが低いほど割安、高いほど割高と判断できます。

ただし成長株は高PERでも正当化されることがあります。

PERの目安判断
15倍以下割安圏。長期保有の候補になりやすい
15〜25倍標準的な水準
25倍以上割高圏。成長期待が織り込まれている

② PBR(株価純資産倍率)―解散価値との比較

PBR=株価 ÷ 1株あたり純資産(BPS)

PBR1倍=株価が会社の解散価値と同じ水準という意味です。

1倍を下回ると「会社をバラ売りするより株価が安い」という状態で、割安のサインとして見られます。

東証はPBR1倍割れ企業に改善要請を出しており、日本株全体で注目度が高まっています。

③ ROE(自己資本利益率)―企業の稼ぐ力

ROE=純利益 ÷ 自己資本 × 100(%)

「株主から預かったお金をどれだけ効率よく使って利益を出しているか」を示す指標です。

ROE10%以上が優良企業の目安とされています。

FIREを目指す高配当株投資では、ROEが安定して高い企業を選ぶと配当の継続性も高くなります。

私自身も保有銘柄を選ぶ際、ROE10%以上を必須条件の一つにしています。

④ 配当利回り―FIRE投資家が最重視する指標

配当利回り=1株あたり配当 ÷ 株価 × 100(%)

FIREを目指す上で、配当利回りはもっとも重要な指標の一つです。

日本株の平均は2〜3%程度。3〜5%以上が高配当株の目安です。

ただし利回りが高すぎる(8%以上など)場合は減配リスクも伴うため注意が必要です。

私自身は3〜5%の配当利回りかつ10年以上増配・安定配当の実績がある銘柄を中心に保有しています。

⑤ 時価総額―企業規模の把握

時価総額=株価 × 発行済株式数

企業全体の価値を示す指標です。

時価総額が大きい企業ほど流動性が高く、機関投資家の売買対象になりやすいため株価が安定しやすい傾向があります。

FIREを目指す安定投資には時価総額1,000億円以上の大型株が基本です。

小型株は値上がり期待が大きい一方、暴落時の下落幅も大きく、精神的な負担になりやすいです。

【2022年東証再編】市場区分が変わった

2022年4月に東京証券取引所の市場区分が大きく変わりました。

以前の区分で覚えている方は要注意です。

旧市場区分(〜2022年3月)新市場区分(2022年4月〜)特徴
東証一部プライム市場大企業・高流動性。日経平均・TOPIXの主要構成銘柄
東証二部・JASDAQスタンダード市場中堅企業。安定した事業基盤を持つ銘柄が中心
マザーズ・JASDAQ Growthグロース市場新興・ベンチャー企業。高成長期待だがリスクも高い

💡 FIREを目指す長期投資・配当株投資ならプライム市場の銘柄を中心に選ぶのが基本です。

流動性が高く、業績の安定した大企業が揃っています。

日経平均とTOPIX、何が違うの?

日経平均株価TOPIX
対象銘柄プライム市場から選ばれた225銘柄プライム市場の全銘柄(約2,000社)
算出方法株価の単純平均(値がさ株の影響大)時価総額加重平均(大型株の影響大)
特徴ファーストリテイリング・東エレクなど値がさ株に左右されやすい市場全体の動きをより正確に反映
連動する商品日経平均インデックスファンド・ETFTOPIXインデックスファンド・ETF

日本株インデックス投資をするなら、「日本株全体への分散」としてTOPIXに連動するファンドを選ぶ方が理にかなっています。

日経平均は225銘柄に限定されるため、TOPIXほど分散効果がありません。

株価を確認するおすすめサービス3選

サービス特徴おすすめの使い方
株探(kabutan.jp)無料で詳細な株価・指標を確認可能PER・PBR・配当利回りの一括確認
SBI証券口座開設で詳細チャートや四季報データが無料銘柄スクリーニングと購入を一括で
楽天証券マーケットスピードが使いやすい楽天経済圏ユーザーに最適

証券口座を開設すると、無料で使えるツールが格段に充実します。

特にSBI証券は銘柄スクリーニングツールが優秀で、「配当利回り3%以上・ROE10%以上・時価総額1,000億円以上」といった条件で一括検索できます。

私自身も毎月の銘柄チェックにSBI証券のスクリーナーを活用しています。

今日からできる!株価チェックの3ステップ

「記事を読んだけど、実際どこから始めればいいの?」という方向けに、今日すぐできるアクションを3つまとめます。

ステップ① 証券口座を開設する(所要時間:最短10分)

SBI証券か楽天証券どちらかを開設してください。

どちらも口座開設・維持費は無料で、開設後すぐにチャートや指標ツールが使えます。

口座を持つだけで、プロ仕様の株価ツールが無料で手に入ります。開設しない理由がありません。

ステップ② 気になる銘柄のPER・PBR・配当利回りを確認する

株探(kabutan.jp)で気になる銘柄名を検索し、「企業情報」タブを開いてみてください。

PER・PBR・配当利回りが一覧で確認できます。

最初は大手の安定株(例:トヨタ、NTT、JT)でいいので、実際に数字を見てみましょう。

ステップ③ 毎月1回、保有候補銘柄の指標をチェックする習慣をつける

月に1回だけでいいので、保有中または購入候補の銘柄のPER・PBR・配当利回りを確認する時間を設けましょう。

私自身は毎月の給料日に「今月の資産チェック」として30分だけ証券口座を眺める習慣をつけています。

これを続けるだけで、投資の精度が格段に上がります。

まとめ

今回のポイントをまとめます。

  • 株価欄の基本は始値・高値・安値・終値・前日比・出来高・売買代金の7項目
  • 投資判断にはPER・PBR・ROE・配当利回り・時価総額の5指標を活用する
  • 2022年の東証再編で市場区分はプライム・スタンダード・グロースの3つに変更済み
  • FIREを目指す安定投資にはプライム市場・時価総額1,000億円以上・配当利回り3〜5%の銘柄が基本
  • まず証券口座を開設するだけで、無料のプロツールが使えるようになる

株価の見方を理解すると、「なんとなく買う」から「根拠を持って選ぶ」投資に変わります。

FIREに向けた資産形成の土台として、まずこの基本を押さえた上で、証券口座を開設して実際に数字を見てみてください。

最初の一歩が、10年後の資産の差を生みます。


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