【少額から投資可能に】SBI証券 S株買付手数料無料化!
SBI証券よりお知らせがありました。
2021/11/1(月)~2022/7/1(金)約定分まで、対象のお客さまにはキャッシュバックにてS株買付手数料を実質無料化していましたが、2022/7/4(月)約定分より、完全無料化いたしましたので、お知らせいたします。
引用 SBI証券
7/4から1株から投資できる単元未満株の買付手数料が無料になるとのことです。
今回の記事ではそのS株無料化の内容についてご紹介します。
S株とは?
S株(単元未満株)とは単元株制度において1単元に満たない数の株式のことです。
日本株は米国株と違って1単元が100株以上となるのでの多く資金が必要となってしまいます。
各社呼び名は色々とあるのですがSBI証券では単元未満株のことを「S株」と呼んでいます。
今回無料となるのはS株の買付手数料部分です。
- 買付手数料:無料
- 売却手数料:約定代金の0.5%(税込0.55%)
- 最低手数料:50円(税込55円)
大手ネット証券手数料比較
SBI証券、楽天証券、マネックス証券で単元未満株を購入する場合の手数料比較は以下の通り。
SBI証券 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
手数料率 (税込) | 買付:無料(0円) 売却:0.55% | 基本不可 買取請求のみ | 買付:無料(0円) 売却:0.55% |
最低手数料 | 買付:無料(0円) 売却:50円 | なし | 買付:無料(0円) 売却:52円 |
楽天では基本的には単元未満株の取り扱いができません。株式分割等で端数が発生した場合買い取ってもらうことのみになります。
マネックス証券はSBI証券とほぼ同じ水準となっています。
ここで問題となるのが最低手数料です。
バイアンドホールドの高配当投資のような投資方法であれば売却手数料は頻繁にかかりませんが手数料負けをしてしまう可能性があるので注意です。
ちなみにSBIネオモバイル証券の手数料は以下の通り。
SBIネオモバイル証券手数料
月間の株式取引約定代金合計額 | サービス利用料 |
---|---|
0円~50万円以下 | 220円(税込) |
50万円超~300万円以下 | 1,100円(税込) |
300万円超~500万円以下 | 3,300円(税込) |
500万円超~1,000万円以下 | 5,500円(税込) |
50万円以下であれば手数料は220円ですがTポイントが200ポイントもらえるため、実質月20円で50万円までは投資し放題です。
少額をちょこちょこということであればSBIネオモバイル証券が有利かなと個人的には思います。
約定タイミング
S株はリアルタイムの取引ができません。
注文入力はいつでもできますが約定タイミングは9:00、12:30、15:00の3つの時間帯になります。
とっさに全部売却したいと思った場合、単元株よりも時間がかかってしまう可能性があります。
私もSBIネオモバイル証券を利用していますが購入する際にはそこまで影響はないかなと思います。
NISA口座が使える
SBI証券のメリットとしてはNISA口座でも取引ができます。
NISAとは売却益と配当金に税金がかからない非課税制度です。
この部分はSBIネオモバイル証券にはなかったメリットですね。
売却を前提としない取引、つまりは長期間保有して配当金を長く受け取り続けるというスタイルの投資手法の場合はSBI証券も十分投資先としてメリットがありますね。
まとめ
今回の記事をまとめると以下の通りです。
- SBI証券のS株 買付手数料が無料に 売却は0.55% 最低50円
- 大手では最安水準
- 50万円以下の売買がある場合はSBIネオモバイル証券が有利
- 期間は7/4~開始
- NISA口座が使える
各証券会社はサービスがどんどん良くなり非常に助かりますよね。
以前よりも投資ができやすい環境になりつつあります。この機会を利用して資産形成につなげていきましょう。