【書評】ブログ飯 個性を収入に変える生き方
- 会社をやめようかどうしようか?
- 転職ではなく自営業、フリーランスとして働けないか?
- 副収入としてブログを始められないか?
と日々漠然と考えたりしませんか?
実際私ものそのように考えてます。
ただ会社員意外に大きな収入を得るものがない!ということで会社員生活を続けています。
ブログで収益化できれば・・・と思い書店で手に取ったのがブログ飯という本です。
- 著者 染谷 昌利
- 出版社 インプレス
- 発売日 2013/6/21
- 販売価格 定価1,600円
- ページ数 256ページ
結論からいうとこちらの本非常におすすめです。
なぜかというとブログで稼ぐための本質が書かれているからです。
ネットビジネスで無料の情報は巷に出回っていますがいずれもテクニック論ばかりであまり参考にはなりませんでした。
今回は読んだときに良いなと思った部分を中心にご紹介します。
第一章 私がブログ飯になるまで
まず第一章は筆者がブログで生活するようになった訳が書かれています。
著者の染谷さんは3回転職して3社目の会社で希望退職の制度で独立を選択しました。
この時奥さんは独立を反対せず後押ししたということがあとがきにも書かれています。
退職後一ヶ月は手続き、家族旅行その後ブログ一本での生活になります。
その後一ヶ月で3つのブログを50記事ほどで作成、収益は1日数百円程度しか上がらなかったそうです。
その後商品を掲載するだけのアフィリエイトサイトを作成。収益は月5万円~10万円程度のところで推移。
1年を経過後スマホブームによりスマホの使い方の生地がヒットし無事ブログで生計を立てれるようになったとのことです。
ここで分かることはただ生活をするために売上を上げたい。収益を上げたいと誰もが考えます。
ただそのために商品を売りたいと考えて内容の薄い記事を量産しても収益化は難しいということです。
第二章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
第二章では
- テーマと目的の設定
- ブログを書き続けるには?
- ネタがなくなったら?
といったブログを書き続けることの詳細の解説が書かれています。
まずは好きなことを書き続けること。書き続けるためには好きでないといけません。
一貫して言われていることは同じなのですが特に下記の点を気にしながら自分の個性を出していければ結果にもつながるのではと思いました。
- 自分は文章を書くのが好きか?
- 人に伝えたいことはあるか?
- 何か表現したいことはあるか?
- 一晩中でも話していられるような趣味はあるか?
- 自分の経験や知識の中で人に喜んでもらえるようなことはあるか?
第三章 継続して成果を出すブログの違い
第三章で書かれているのは前章の応用編です。
ブログ飯をするためには継続的に収益を生んでくれるものを作らなければなりません。
軸となるテーマを作成したものから展開していくという方法です。
この部分は分かっていても難しい部分だなと思いました。日々アンテナを貼りながら使えそうな内容や経験をしておくことが自分の幅を広げてくれて記事にも使える。
みんなと同じ考え方や行動からだと同じような記事しか書けません。そういったことも収益化出来ていない原因があるのかなと思いました。
まとめ
本の内容をまとめると以下の通りです。
- 飯が食えるブログとはたくさんのファンを継続的に得ることができるブログ
- 重要なのは根や幹となることを学び身につけていくこと
- 知識や経験を収益化する
厳しい内容が多く耳が痛い部分もありましたが今後も頑張ろうと一層身が引き締まる思いです。
ブログは時間もかかるし簡単ではないけどとことんやって収益化してやろうと思いました。
まだブログで収益化出来ていなかったり、ブログをやってみたいと考えられている方にはこちらの本を一読しておくことをおすすめします。
私にとっては中身の濃い非常に良い本でした。