【2022年上半期】日経ヒット商品番付!
日経新聞が出している日経ヒット商品番付、2022年上半期をまとめてみました。
ヒット商品番付とは?
ヒット商品番付とは、その年に記録的な売り上げとなった、もしくは流行した商品やサービス、事象といった、いわゆる「ヒット商品」を、その年の社会情勢や消費動向などさまざまな観点をもとに、ヒットの度合いを相撲の番付になぞらえて発表するランキングである。
引用 ウィキペディア
2021年版はこちらです。
https://fire-in.com/2021/12/19/nikkei-mj-2021-nen-hitto-shohinbandzuke-17-5000-%e7%bf%bb%e8%a8%b3%e7%b5%90%e6%9e%9c-nikkei-mj-202-1-year-hit-product-numbering/流行っているものを知ることで時代の流れだったり今後の流行りそうなものを知ることができるかもしれません。
それでは上位から順にご紹介していきます。
東横綱 値上げ消費
東横綱は値上げ消費です。
今年は何といっても値上げラッシュです。
ウクライナ戦争や原油高により各商品やサービスが値上がりしています。
- コーヒー 10~20%
- 小麦粉 5~10%
- 菓子 5~10%
- 麺類 3~15%
- 冷凍食品 5~15%
- アイスクリーム 5~15%
- 調味料 3~5%
イオンはプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の食品・日用品の約5000品目について、6月末まで価格を据え置くことを決めた。3月末まで価格を維持することを表明していたが、春以降も消費者の低価格志向に応える。
引用 日経新聞
さらには円安の影響もあり秋以降はもっと値上げするものが増えてきそうです。
預金だけでは物価の上昇に対応できませんのでしっかりと準備しながら対応策を検討していきましょう。
西横綱 リベンジ旅行
西横綱はリベンジ旅行です。
コロナ禍で旅行ができなかった人の旅行が今年は増加中です。
JTBは、2022年の旅行市場についての見通しをまとめた。新型コロナウイルスの世界的拡大で現在も海外渡航が制限されているため、国内旅行のみが対象。それによると、ある程度、感染症が抑制された状況が続いた場合の国内旅行者数は、2021年比97%増の2億6000万人(2019年比11%減)と予測した。
引用 トラベルボイス
ゴールデンウイークも今年はかなり人が移動していて各観光地は混雑していましたね。
元の生活にはあともう少しという印象ですね。
今年はぜひ旅行いきたいです。
東大関 ノンアル生活
東大関はノンアル生活です。
コロナ禍であえて飲まない生活スタイルがますます拡大しています。
お酒を飲むのは楽しいことですが二日酔いや健康に対する影響があって、アルコールでなくても意外に楽しめるよねということを思う人が増えてきたということでしょう。
飲み会などは圧倒的に減ってきてますしね。
ノンアルコール飲料のAmazonランキングの売れ筋商品はこちら
西大関 メタバース
フェイスブックがメタに社名変更するなどこぞって各企業が参入してきているメタバース
既に日本でも参入企業が増えておりシェアの奪い合いが始まっています。
なんだかお金になりそうで儲かりそうな匂いがします。。
でもよく分からないという方へはこちらの本が分かりやすく書かれています。
東関脇 次世代自動販売機
東の関脇は次世代自動販売機です。
自動販売機といえば今までは飲み物が定番でしたがラーメンの出来たてが食べれる自販機など次世代型が登場しています。
無人AIカフェ「ルートC」のアプリダウンロード数は5.5万件を超えてヒットしています。
ルートCとはスマホで注文してそのままコーヒーを受け取れるサービスです。
ほぼ全員がスマホを持つ時代。
スマホに関わるネット環境を利用したIOTサービスは今後も必須条件ですね。
西関脇 平成ギャル文化
西の関脇には平成ギャル文化です。
Z世代などの若い世代にロングブーツやミニスカート、ルーズソックスといった2000年代に流行ったファッションが再流行しています。
もう昔のことなのかと思いますがレトロなものを良いう考え方も分かる気がします。
東小結 電動キックボード
電動キックボードとは、モーターとバッテリーを搭載し、省エネ・省スペースを実現した一人乗りの乗り物です。
上の写真のような乗り物。
日本では原動機付自転車(原付き)扱いとされ、公道を走行することができます。
海外では既に導入されて国もありますが公道を走れるということもありマナーの部分で賛否両論となっています。
シェアサービス「LUUP」は街にポートがありスマホから使いたいときに申し込みして利用できるというもの。
東京、横浜、大阪、京都と都市部を中心にサービスを展開しています。
提供エリアも拡大中とのことで便利そうなサービスですね。
西小結 銀座100円ショップ
西小結は銀座100円ショップです。
東京の銀座と言えば高級なイメージの街ですがコロナ禍で撤退する企業があり空き店舗が増えています。
そこに取り扱い商品の幅が広くなり売上も好調な100円ショップやプチプラショップが進出しています。
具体的にはワッツ、ダイソー、3COINS+plus、セリアなどです。
非常に安く、色々な商品があるため便利ですよね。
今後再開されるインバウンド消費に向けて海外を視野に入れた展開ということでなるほどなぁという印象です。
東前頭 ヤクルト1000/Y1000
東前頭はヤクルト1000 Y1000です。
- 宅配用商品 「Yakult (ヤクルト)1000」(100ミリリットル、税別130円)
- 店頭販売用商品「Y1000」 (110ミリリットル、税別150円)
ただのヤクルトではなく「ストレス緩和」「睡眠の質向上」に特化した商品です。
コロナのパンデミックが続く中、誰もがストレスを抱えていて時代にマッチした商品となっています。
ヤクルトとしてはかなりの高価格帯ですが、店頭では品薄状態が続いています。
高くても買いたいということで顧客ニーズを満たした商品ですね。
西前頭 プライベートサウナ
3密をさせるプライベートサウナが増加中。
プライベートサウナとは個室のサウナのことで入室から退室までを一つの部屋行えます。
新たなニーズをつかんだサービスですね。
またアウトドアでサウナを楽しめる「テントサウナ」を扱うECへのアクセス数はコロナ前の3倍になっています。
テントサウナとは下記のようなイメージ。
こちらもストレス発散がキーワードになってますね。
まとめ
今回ご紹介したヒット商品はコロナ禍から新しい価値観や消費意欲によるサービスが多くありました。
こういった中でも顧客ニーズにマッチしたものが流行りそういった商品を出していく企業が今後も求められるのではと思います。
その他のランキングは以下のとおりです。
東 | 西 | |
---|---|---|
値上げ消費 | 横綱 | リベンジ旅行 |
ノンアル生活 | 大関 | メタバース |
次世代自動販売機 | 関脇 | 平成ギャル文化 |
電動キックボード | 小結 | 銀座100円ショップ |
ヤクルト1000/Y1000 | 前頭 | プライベートサウナ |
フロムソフトウェア「エルデンリング」 | 同 | スパイファミリー |
ソニー「リンクバッズWF-L900」 | 同 | タイガー魔法瓶「真空断熱炭酸ボトル」 |
ディズニー・プレミアアクセス | 同 | Miles(マイルズ) |
ドライブ・マイ・カー | 同 | スバル「レヴォーグ」 |
佐々木朗希 | 同 | シン・ウルトラマン |
レトルト亭 | 同 | 新型「アウトランダーPHEV」 |
ジョイ逆さボトル | 同 | ワークマン「撥水ライトプリーツスカート」 |