マイナンバーカードのメリットデメリットとは?
マイナンバーカードって聞いたことはあるけど
手間がかかるのでカードを作らなくても良いか?と思われる方も多いのではないでしょうか?
2020年9月から実際にマイナポイントの利用はまだ少ないようです。
菅政権はマイナンバーカードの普及率の向上を目指すとの方向性を打ち出しています。
ではマイナンバーカードはどういった特徴があるのでしょうか?
マイナンバーカードのメリット・デメリットについてご紹介します。
マイナンバーカードとは
マイナンバーカードは、プラスチック製のICチップ付きカードで券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が表示されます。
引用 総務省HP
本人確認のための身分証明書として利用できるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子証明書を利用した電子申請等、様々なサービスにもご利用いただけます。
マイナンバーカードの目的としては次のとおりです。
公平・公正な社会の実現
所得や他の行政サービスの受給状態を把握しやすくなるため
負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに本当に困った方にきめ細やかな支援を行うことができます。
引用 総務省HP
行政の効率化
行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。
複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されます。
引用 総務省HP
国民の利便性の向上
添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、国民の負担が軽減されます。
行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からの様々な
引用 総務省HP
サービスのお知らせを受け取ったりできます。
色々と難しく書かれていますがマイナンバーカードの目的としてはデジタル化してサービス向上を図るといったことです。
通知カードとの違い
マイナンバーカードと間違いやすいのが通知カードです。
通知カードは紙で郵送されたものでマイナンバーカードではありません。
マイナンバーカードを取得するためにはこちらのサイトから申請が必要です。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/
マイナンバーカードのメリット
マイナンバーカードのメリットは次の通りです。
- マイナンバーを証明する書類として使える
- 各種行政手続のオンライン申請等に利用できる
- 本人確認の際の身分証明書になる
- コンビニなどで各種証明書の取得できる
- 21年3月以降、健康保険書としても使える
大きな特徴としてオンラインで確定申告ができたり行政手続きをすることができます。
オンラインでできないと毎度市役所等に出向かないといけないのでサラリーマン生活には非常に不便です。
またスマホでも所得税申告ができたりもします。
2020年9月より開始!マイナポイントで5000円還元する方法とは?
今後もサービスが増えていきますのでもっと便利にはなっていくでしょう。
マイナンバーカードのデメリット
マイナンバーカードのデメリットは次の通りです。
- 有効期限がある
- 取得まで手間と時間がかかる
- セキュリティ面に不安がある
有効期限がある
マイナンバーカードの有効期間があります。
- 発行日から10回目の誕生日まで
- 署名用電子証明書及び利用者証明書は発行日から5回目の誕生日まで
- 20歳未満の有効期間については5回目の誕生日まで
取得まで手間と時間がかかる
取得までのステップは次の通りです。
- マイナンバーカードの取得はWEBか郵送で資料を返送
- 書類が送られてくる
- 市区町村窓口で受け取り
早くても取得に1か月~2か月程かかります。
また窓口で受け取りをしなければならないことも普及率が上がらない原因ではないでしょうか?
セキュリティ面に不安がある
セキュリティ面では不安があります。
ドコモ口座の不正利用問題もありますがアプリもまだまだ不具合があるようです。
個人情報がまとまっていることもあり絶対安全なのか?という部分で不安感は残ります。
まとめ
手続きには時間がかかりますがマイナンバーカードがあれば
- 確定申告
- 各種証明書
を出すのに便利です。
特に米国株に投資している場合は配当金にかかる税金を取り戻すためには確定申告は必須になります。
米国株への長期投資をおすすめする理由とは?
またマイナポイントの申請には必要ですのでまだの方はマイナンバーカードを早めにつくっておきましょう!