【実録】2023年配当金まとめ(1〜5月)高配当株投資の記録|SVBショックと日経3万円を乗り越えた5ヶ月
2023年は激動の1年でした。
シリコンバレー銀行(SVB)の破綻、利上げの長期化懸念、そして日経平均のバブル後最高値更新——投資家にとって息をつく間もないニュースが続いた年でした。
この記事では、2023年1月〜5月の配当金受取実績を月別にまとめています。
高配当株投資でコツコツ積み上げた記録として残しておきます。
2023年1〜5月 月別配当金まとめ
まず5ヶ月分の配当金を一覧で確認します。
| 月 | 受取配当金 | 日経平均 | ダウ平均 | 為替 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1月 | 4,982円 | 27,327円(+1,140) | 34,086ドル(+950) | 129.89円 |
| 2023年2月 | 2,032円 | 27,445円(+114) | 32,656ドル(▲1,436) | 135.84円 |
| 2023年3月 | 44,976円 | 28,041円(+524) | 33,274ドル(+612) | 132.74円 |
| 2023年4月 | 4,793円 | 30,887円(+1,764) | 32,908ドル(▲1,190) | 139.98円 |
| 2023年5月 | 6,863円 | |||
| 合計 | 63,646円 | — | ||
5ヶ月間の合計配当金は63,646円。3月にETFの配当が集中したため、月によって大きなばらつきがあります。
2023年1月の配当金実績(4,982円)
2023年のスタート月は、前年の大荒れ相場から一転して株高ムードで始まりました。テスラをはじめとするハイテク株が急反発し、日米ともに上昇基調となりました。
配当銘柄:MO(アルトリア)・WMT(ウォルマート)・ARCC・BND
1月は昨年とほぼ同水準をキープ。米国の利下げ観測から株価は上向き、VIX(恐怖指数)も19.94と落ち着きを取り戻しつつありました。日経平均は27,327円(前月比+1,140円)、ダウは34,086ドル(+950)と好調なスタートでした。
2023年2月の配当金実績(2,032円)
2月は配当金が最も少ない月の一つ。2,032円と控えめな結果でした。
米国の雇用統計が予想以上に強く、利上げ長期化への懸念からダウが▲1,436と大幅下落。一方、日本株は円安の追い風を受けて商社株(丸紅・三菱商事)が好調で含み益が積み上がっていました。
2月購入銘柄:VT・三菱HCキャピタル・ダイセル・ニホンフラッシュ・蔵王産業
この時期からSBIネオモバイル証券(後に廃止)の整理を進め、翌年の新NISA口座への移行準備を始めました。先を見据えた口座整理は早いほど有利です。
【見落としがちなポイント】
2月・8月は米国ETFの配当が少ない「谷月」です。この時期の配当金の少なさを見て「投資が失敗している」と焦る必要はありません。3月・6月・9月・12月の配当で年間収入は大きく変わります。月次ではなく四半期・年間で評価する習慣が長期投資の安心につながります。

2023年3月の配当金実績(44,976円)
3月は米国ETFの配当が集中する月。44,976円と5ヶ月の中で最大の配当金を受け取りました。
この月はシリコンバレー銀行(SVB)の破綻という大きなニュースがありました。急激な利上げの影響が現実化したことで市場に動揺が走りましたが、米政府が21兆円規模の預金保護を打ち出したことで月末には落ち着きを取り戻しました。
ETF動向:HDV・VYMは増配。SPYDは減配(保有比率が大きいため影響あり)
3月購入銘柄:VT・HDV・三菱HCキャピタル・ダイセル・ニホンフラッシュ・蔵王産業・タマホーム
【FIRE的に考えると】
SVB破綻のような「突然の暴落」こそ、高配当ETFの買い増しチャンスです。株価が下落すると利回りが上昇します。FIREを目指す上での「下落耐性」とは、暴落時に売らないことではなく、むしろ買い増せるキャッシュを確保しておくことです。3月は高配当ETFが割安水準に近づいた絶好のタイミングでした。
2023年4〜5月の配当金実績(合計11,656円)
4月:4,793円 / 5月:6,863円。合計11,656円を受け取りました。
この時期の最大のトピックは日経平均の3万円台回復。バブル後の最高値を更新するなど、日本株市場に久しぶりの明るいニュースが届きました。背景には海外投資家による日本株の4週連続買い越しがあり、割安評価と脱デフレ期待が重なった動きでした。
大手5社の商社決算では合計純利益4兆2,000億円超と過去最高水準に。ウォーレン・バフェット氏の商社株大量保有(2021年〜)から始まった商社株ブームが数字として証明された形です。
【資産形成の視点から】
日経3万円回復・商社株最高益という好調な局面でも、FIREを目指すなら「利確」より「継続保有」が基本です。配当金を再投資し続ける複利の力は、相場の上げ下げより長期では影響が大きい。熱狂的な相場でも淡々と積み立てを続けることが、10年後の資産に大きく効いてきます。

2023年上半期の振り返り:高配当株投資で学んだこと
2023年前半を通じて感じた高配当株投資の本質は、「市場の波に乗ることより、波に流されないこと」でした。
SVB破綻、利上げ長期化、日経3万円回復——どれも大きなニュースでしたが、高配当株を保有し続けることで着実に配当金を受け取り続けることができました。累計約6万円という金額は小さいように見えますが、投資を始めた当初は「配当金ゼロ」だったことを考えれば、積み上がっている実感があります。
- 配当月の偏りは想定内:3月・6月・9月・12月が山、2月・8月が谷。これを知っているだけで余裕が生まれる
- 暴落は買い場:SVBショックで高配当ETFが下がった局面は絶好の買い増しチャンスだった
- 新NISA移行を早めに準備:旧NISAからの移行を見据えた銘柄整理を2023年中に進めたことが、2024年以降の非課税運用につながった
【サラリーマン目線では】
毎月の給与が固定されているサラリーマンにとって、配当金は「追加の収入源」として心理的な安心感が大きい。たとえ月4,000〜5,000円でも「投資が働いてくれている感覚」は、長期投資のモチベーション維持に直結します。配当金はリターンであり、同時に継続のご褒美でもあります。

まとめ:コツコツ積み上げる高配当株投資の力
2023年1〜5月の配当金合計は63,646円。月ごとの波はありますが、保有し続けることで着実に積み上がっています。
FIREへの道のりは長いですが、配当金という形で「お金がお金を稼ぐ仕組み」が動き始めると、投資の本質的な面白さを感じられます。市場の動向に一喜一憂せず、長期で積み上げることが、最終的にFIREへの最短ルートだと思っています。
高配当株投資に興味を持った方は、まず証券口座の開設から始めてみてください。楽天証券は使いやすくNISA口座にも対応しています。
引き続き毎月の配当金実績を記録していきます。


