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米国高配当ETF「HDV」で不労所得を作る方法

ネス

「毎月、口座にお金が振り込まれる生活を手に入れたい。」

そう思いながらも、「でも投資は怖い」「何から始めればいいかわからない」と感じているあなた私もかつてまったく同じでした。

10年以上サラリーマンを続けながら、毎日同じ時間に電車に乗り、上司の顔色を伺いながら働き続ける日々。

給与は上がらず、物価だけが着々と上がっていく。

そんな中で出会ったのが、「高配当ETFで配当収入を積み上げる」という投資戦略でした。

今回ご紹介するのは、米国高配当ETFの中でも特に財務健全性が高いことで知られる「HDV(iシェアーズ 米国高配当株ETF)」です。

この記事を読めば、HDVとは何か・なぜFIREを目指すうえで有力な選択肢なのか・具体的にどう活用すればいいのかが、ひと通りわかるようになります。

最後まで読んでぜひ参考にしてみて下さい。

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HDVとは?概要と基本スペック

HDVは、米国の財務健全性が高い高配当株に分散投資できるETFです。

正式名称は「iシェアーズ モーニングスター 配当フォーカス ETF」。運用はブラックロック社が手がけています。

「1つ買うだけで、75社に分散投資できる」それがETFの最大の魅力です。

個別株投資では、1社の業績悪化が直撃しますが、ETFであれば一定のリスク分散が自動的にできます。

しかも、銘柄の入れ替えもファンドが自動で行ってくれるため、忙しいサラリーマンでも手間なく運用できます。

項目内容
運用会社ブラックロック
名称iシェアーズ 米国高配当株ETF
構成銘柄数75銘柄
配当月3月・6月・9月・12月(年4回)
配当利回り約3〜4%(時期により変動)
経費率0.08%
設定日2011年3月29日

経費率0.08%という低コストも魅力で、長期保有すればするほど運用コストの差が複利効果でじわじわ効いてきます。

運用会社「ブラックロック」の信頼性

HDVを運用するブラックロックは、世界最大の資産運用会社です。

私自身も最初は「聞いたことない会社に大切なお金を預けていいのか?」と不安でした。しかし調べてみると、その規模に驚かされました。

ランクファンド運用資産総額
1位ブラックロック約10兆ドル超
2位バンガード約8兆ドル
3位ステートストリート約4兆ドル

「運用会社の規模が大きいほど、経費率が低くなりやすい」——これが長期投資で大きな差を生みます。

運用資産が大きいということは、それだけ多くの機関投資家・個人投資家から信任を得ているということ。

ETFを選ぶ際には、こうした運用会社の信頼性も重要な判断基準になります。

ブラックロックBlackRock Inc.NYSEBLK)は世界最大の資産運用会社であり、シャドー・バンキング・システムである。2014年末、政府系基金協会(Sovereign Wealth Fund Institute)が、ブラックロックの運用下にある資産の65%は機関投資家由来であると報告した。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

HDVパフォーマンス 推移

HDVは設定来(2011年〜)、基本的には右肩上がりのパフォーマンスを継続しています。

ただし、注意点もあります。2020年のコロナショックでは年初来リターンが一時-11%を超える大幅下落を記録しました。

「暴落は怖い。でも、長期で保有し続けた人だけが恩恵を受けられる」——これが投資の本質です。

私自身も2020年3月のコロナショックで資産が一時大きく減り、「売ろうか…」と何度も迷いました。しかし歴史を振り返れば、米国株は暴落のたびに回復してきた。

そう自分に言い聞かせてホールドし続けた結果、数ヶ月後には暴落前の水準近くまで回復しました。

高配当ETFは価格の上昇より「配当の積み上げ」を主目的とする戦略ですが、トータルリターンの視点でも長期保有が有効です。

上位保有銘柄とセクター構成

HDVの上位10銘柄は以下の通りです(構成は時期により変動します)。

ティッカー銘柄名業種
XOMエクソン・モービルエネルギー
JNJジョンソン&ジョンソンヘルスケア
VZベライゾン通信
CVXシェブロンエネルギー
PFEファイザーヘルスケア
KOコカ・コーラ生活必需品
CSCOシスコシステムズ情報技術
MRKメルクヘルスケア
PEPペプシコ生活必需品
ABBVアッヴィヘルスケア

エネルギー・ヘルスケア・生活必需品といった「ディフェンシブセクター」が中心です。

「景気に左右されにくい企業が多いから、暴落時も比較的ダメージが小さい」——これがHDVの守りの強さです。

コカ・コーラやペプシコといった生活必需品銘柄は、景気が悪化しても売上が落ちにくい。

そのため、HDVはリスクを抑えつつ配当を得たい人に向いています。

HDVのメリット・デメリット

メリット

① 財務健全性が高い銘柄に絞られている HDVはモーニングスターの財務健全スクリーニングを通過した銘柄のみで構成されています。業績の悪い企業が混入しにくい設計です。

② 経費率が超低コスト(0.08%) 長期保有するほど、コストの差が効いてきます。

③ 年4回の配当でキャッシュフローが読みやすい 3月・6月・9月・12月の四半期配当。生活費の補填に計画的に使いやすいです。

④ 分散投資でリスク軽減 75銘柄への分散投資で、個別株リスクを大きく下げられます。

デメリット

① 構成銘柄数が少ない(VYMの400銘柄超と比べると) 同じ高配当ETFのVYMと比較すると銘柄数が少なく、分散の効果はやや限定的です。

② 成長株が少なくキャピタルゲインは限定的 配当重視のため、S&P500のような価格上昇は期待しにくいです。あくまで「配当収入を積み上げる」戦略に向いています。

③ エネルギーセクターのウェイトが高め 原油価格の変動によって、ファンド全体のパフォーマンスが影響を受けることがあります。

VYM・SPYDとの比較

米国高配当ETFの主要3銘柄を比較してみましょう。

項目HDVVYMSPYD
運用会社ブラックロックバンガードステートストリート
構成銘柄数約75約400約80
配当利回り約3〜4%約3%約4〜5%
経費率0.08%0.06%0.07%
特徴財務健全性重視バランス型高利回り重視

「どれが正解か、ではなく、自分の目的に合ったETFを選ぶことが大事」3つを少しずつ持つ戦略も有効です。

私自身は、HDVとVYMを中心にSPYDを加えた組み合わせで運用しています。

HDVの財務健全性・VYMの分散効果・SPYDの高利回りを組み合わせることで、それぞれの弱点を補い合えます。

配当シミュレーション

実際にどのくらいの配当収入が見込めるか、HDVの配当利回り約3.5%で試算してみます。

投資額年間配当(税引き前)月換算
100万円約3.5万円約2,900円
300万円約10.5万円約8,750円
500万円約17.5万円約14,600円
1,000万円約35万円約29,200円

※税金(約20%)を差し引くと手取りは上記の約80%になります。

「配当金は小さくても、積み上げることで生活の選択肢が増える」——これがFIREへの道のりです。

500万円を投資できれば、年間約14万円(月1万円超)の配当収入が生まれます。

光熱費の一部をカバーできるレベルです。

最初は小さくても、積み立て・再投資を続けることで雪だるま式に増やしていけます。

まとめ

今回は米国高配当ETF「HDV」について詳しく解説しました。

HDV まとめ
  • HDVは財務健全性の高いディフェンシブ銘柄75社に分散投資できるETF
  • 経費率0.08%という超低コストで長期保有に向いている
  • 年4回の配当でキャッシュフローが読みやすい
  • VYM・SPYDと組み合わせることでリスク分散できる
  • 少額から始めて積み立て・再投資を続けることでFIREへの道が開ける

会社だけに収入を依存する生活には限界があります。

私自身、10年以上サラリーマンを続ける中で「このままではダメだ」と気づき、少額からの投資を始めました。

最初は月1万円の積み立てでも、続けることで確実に資産は積み上がっていきます。

「今日始めた1歩が、10年後の自由につながる」——そう信じて、一緒に行動していきましょう。

ABOUT ME
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ネス
経済的自由を目指す会社員
30代既婚 子供男の子2人
高配当系の投資とインデックス投資を組み合わせて運用中
なんとなく社畜生活をしていたが結婚を機に時間の重要性に気付く
今の生活を変えたいと日々行動する
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