【初心者向け】インデックス投資 始め方
銀行に預けているだけでは、お金はほとんど増えませんよね。
メガバンクの普通預金金利は年0.02〜0.1%程度。
100万円預けても年間1,000円にもなりません。その一方で物価は上がり続け、「このままで本当に大丈夫なのか」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身、30代でFIREを目指し始めたとき、最初に手をつけたのがインデックス投資でした。
10年以上運用を続けてきた今、「もっと早く始めていればよかった」と心から思います。
資産を増やすために特別なスキルは必要ありません。仕組みを理解して、淡々と積み立てるだけでいい。
2024年から始まった新NISAは、そのハードルをさらに下げてくれました
。この記事では、新NISAを使ったインデックス投資の始め方を、口座開設から積立設定まで丁寧に解説します
インデックス投資とは

インデックス投資とは、日経平均やS&P500などの株価指数(インデックス)に連動することを目指す投資方法です。
たとえばS&P500はアメリカの主要500社の株価を指数化したもの。
このインデックスに連動する投資信託を買うということは、アップル・マイクロソフト・アマゾンなど米国を代表する企業500社に、一度にまとめて投資することと同じ意味を持ちます。
| インデックス型 | アクティブ型 | |
| ベンチマークに連動を目指す | 運用方針 | ベンチマークを上回る成果を目指す |
| 低い | コスト | 多い |
| アクティブ型より少ない | 銘柄数 | 多い |
| 底堅い動き | 下げ相場 | リスクを抑えられる銘柄もある |
| 底堅い動き | 上げ相場 | 銘柄によっては大きなリターン |
長期で見ると、コストの低いインデックス型がアクティブ型に勝つケースが多いというのが、世界の運用業界での共通認識になっています。
金融庁のデータでも、20年以上の長期保有では元本割れリスクが極めて低いという結果が示されています。
なぜインデックス投資が有利なのかはこちらの記事でも紹介しています。

新NISAとは何か
2024年にスタートした新NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度です。
通常、株や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかります。しかし新NISAの枠内で運用した利益は、全額非課税。これは非常に大きなメリットです。

旧NISAとの最大の違いは「非課税期間が無期限になった」点です。
旧つみたてNISAは20年間という制限がありましたが、新NISAは保有し続ける限りずっと非課税で運用できます。
新NISAはインデックス投資と相性が抜群です。長期・積立・分散という投資の王道を、非課税で実践できる環境が整いました。
まずはつみたて投資枠(年間120万円・月10万円まで)でインデックスファンドを積み立てるところから始めるのがおすすめです。
新NISAでインデックス投資を始める前に準備すること

生活防衛資金を先に確保する
投資を始める前に、生活費の6ヶ月分を現金で確保しておくことが必要です。これを生活防衛資金と呼びます。
急な出費や失業に備えるためのものであり、投資に回すお金とは別に持っておきましょう。
私自身も最初に生活防衛資金を貯めてから投資を始めました。この順番を守るだけで、株価が下がっても慌てて売るリスクが大幅に下がります。

証券口座を開設する
新NISAを使うには、証券会社でNISA口座を開設する必要があります。おすすめは以下の2社です。
- 楽天証券:楽天カードで積立するとポイントが貯まる。楽天経済圏を活用している人に最適
- SBI証券:投資信託のラインナップが豊富。クレカ積立でもポイントが貯まる
どちらも口座開設・維持費は無料です。
迷ったら楽天証券かSBI証券のどちらかを選べば間違いありません。

おすすめ銘柄の選び方

インデックス投資の銘柄選びで迷ったら、まず以下の2本を検討してください。
①eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
通称「オルカン」と呼ばれる人気ナンバーワンのインデックスファンドです。
日本を含む先進国・新興国約3,000銘柄に一度に分散投資できます。
「どの国が成長するかわからない」という方には、全世界に丸ごと投資できるこの1本が最もシンプルな選択肢です。
- 信託報酬:年0.05775%(業界最低水準)
- 投資対象:全世界株式(約50カ国)
②eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500に連動するファンドで、こちらも非常に人気があります。
「今後もアメリカ経済が世界をリードする」と考える方に向いています。過去の実績ではオルカンよりリターンが高い時期も多くありました。
- 信託報酬:年0.09372%
- 投資対象:米国主要500社
どちらを選ぶべきか迷ったら「オルカン1本」が最もシンプルで後悔しにくい選択です。
投資リスクを減らす方法

投資はリスクがありますが以下の方法で
リスクを軽減できます。
- 投資先の分散
- 期間の分散
- 購入タイミングの分散
投資先の分散
投資の世界には卵はひとつのカゴに盛るなという格言があります、
複数の銘柄に分散投資する事でリスクの軽減となります。
期間の分散
相場は一時的には上昇・下降どちらの傾向がある場合も
長期的には上下を繰り返していくものです。
一時的な下げに一喜一憂しないことが重要です。
購入タイミングの分散
少額でも購入タイミングを分けて積立投資することで
購入価格が平準化されます。その結果価格変動リスクが軽減できます。
投資方法
インデックス投資の投資方法は特別なことではなく
無理のない金額で毎月きまった銘柄を積立注文するだけです。

最初に設定しておくだけで楽ちんですね。
積立は毎月一定額を積み立てるシステムなので
タイミングを意識せず購入できるというメリットもあります。
銘柄の決定
今後自分が成長すると思える指数に投資していきましょう。
オススメ銘柄は次の通りです。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
積立注文の設定
ここでは楽天証券での積立注文の方法を説明します。
まず注文したい銘柄の投資信託ページにいきます。

まず赤枠の積み立て注文をクリック
信託報酬とは保有している間かかるコストです。
引落方法の設定
次に引落方法を設定します。
証券口座に入金している場合は証券口座を選択
入金方法はネット銀行からがおすすめです。

積立日・金額の設定
次に積立指定日と積立金額を設定します。
毎月無理のない範囲で100円から購入可能なファンドもあります。

分配金については再投資を選択しましょう。
配当が自動的に投資に回ります。

口座区分はまずは新NISA口座から投資してしましょう。
設定は以上です。
購入方法は非常に簡単でシンプルです。
インデックス投資のデメリット
インデックスにはデメリットもあります。
そちらも紹介しておきます。

実感が得られにくい
私も含めて大抵の人はお金を一気に増やしたいと思います。
インデックスファンドはリスクが少ない代わりの利回りが低い
いきなりお金持ちになるのは難しい投資方法です。
少額からのインデックス投資では残高が一気に増える事ないので
豊かになっていく実感が得られにくい事がデメリットです。
一度設定したらすることがない
インデックス投資は毎月一定額を購入するといった投資方法なので
設定してしまえば特にする事がありません。
そういった部分で少し物足りなく感じられるかもしれません。
長期的に右肩上がりが前提

インデックス投資は指数に連動を目指す投資方法です。
仮に株価が下がってきた場合は連動して下がります。
右肩上がりの経済成長を前提としています。
成長が低かった場合はリターンも少なくなってします可能性があります。
まとめ

インデックス投資を始めるステップをまとめます。
- 生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を確保する
- 楽天証券またはSBI証券でNISA口座を開設する
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)かeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選ぶ
- 毎月無理のない金額で積立設定をする
- あとはほったらかして長期保有する
「いつか始めよう」と思い続けている間にも、時間だけが過ぎていきます。複利の力は、早く始めるほど大きくなります。
新NISAという非課税の武器を手に入れた今が、インデックス投資を始める絶好のタイミングです。まずは口座開設だけでもやってみてください。
資産形成に関して他にも疑問があれば、お気軽にご相談ください。
参考書籍
インデックス投資のおすすめ書籍はこちらになります。
投資するにあたって自身がない方は本を読むのが手っ取り早く知識を得られるのでおすすめです。
気になった方はぜひ読んでみてください。



