【要約】僕がウォール街で学んだ勝利の投資術1
今回は高橋ダンさんの著書 僕がウォール街で学んだ勝利の投資術という本の内容についてご紹介します。
書籍概要
- 僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します
- 著者 高橋 ダン
- 単行本(ソフトカバー): 240ページ
- 出版社: KADOKAWA (2020/12/1)
高橋ダン氏とは?
高橋ダン氏は日本生まれ外国育ちという経歴の持ち主です。
ウォール街で得た知識を日本の方々へ伝えたいという思いで日々YouTubeで発信をされています。
経歴は以下の通りです。
- 21歳の時にモルガン・スタンレーに入社
- リーマン・ショックを機にヘッジファンドに転職
- 26歳の時にヘッジファンドを設立
- 30歳の時に自分の持ち株を売却し、シンガポールへ移住
- 2019年に日本に帰国
- 2020年YouTubeチャンネルを開設
公式サイト | takahashidan.com |
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YouTube | Dan Takahashi 高橋ダン - 日本語チャンネル |
著書も最近書店で見かけることが多いのではないでしょうか?
他の書籍にはあまりない世界のETFや商品を投資対象にしているため、考え方が非常に参考になりました。
ぜひ書店で手に取ってみてください。
著書
- 『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』
- 『僕がウォール街で学んだ勝利の投資術 億り人へのパスポート渡します』
- 『新・冒険投資家 高橋ダンの世界新発見! 人生が劇的に変わる「旅」の極意』
- 『超カリスマ投資系YouTuberが教える ゴールド投資――リスクを冒さずお金もちになれる方法』
では本の内容についてです。
億り人になるための8つの法則
高橋ダン氏がウォール街で学んだ億り人になるための8つの法則は下記の通りです。
- 投資をリスクと捉えることをやめる
- 茹でガエルからの脱却
- 戦略を分ける「長期積み立て」と「短期投資」
- シャープレシオを意識する
- 日本人の規律正しさを活かす
- 失敗は避けるのではなく乗り越える
- メンタルエネルギーの多様化。使い方をマスターする
- 過去の実績にとらわれない。未来を予想しない
投資をリスクと捉えることをやめる
投資はギャンブルではないということです。
投資をせず預金で現金をもっていてもインフレリスクがあり、現金の価値が下落してしまう可能性もあります。
- お金があるほど選択肢が増える
- 老後資金の心配がなくなる
お金持ちになるためには少額の金額からでも投資を始めてみましょう。
茹でガエルからの脱却
熱く沸騰した鍋にカエルを放り込むと慌ててカエルは跳びだして逃げますが水の状態の鍋に入れてゆっくりと過熱すればカエルは逃げ出さずそのまま煮えてしまうという話です。
日本は長期にわたって物価が上昇していません。
物価が上がらない ⇒ 賃金が上がらない ということに日本人は慣れ過ぎていると筆者はいいます。
つまり日本で生活していると投資をしなければお金が増えにくい状況にあります。
戦略を分ける「長期積み立て」と「短期投資」
筆者のライオン戦略と言われている投資戦略は次のとおりです。
- 70~90% 長期積み立て投資 ⇒ 毎月株式などを継続的に買う(数カ月以上)
- 10~30% 短期投資 ⇒ 上がっている資産を買う(数日~数カ月)
まずは長期積み立てを始めて慣れてきたら短期投資を検討するというものです。
シャープレシオを意識する
シャープレシオとは一定のリスクのもとでどれだけ高いリターンを得られたかを表す指標です。
シャープレシオが低い程、リスクを抑えながらリターンを得られるということになるので優れた運用ということになります。
暴落の際に保有資産の評価金額が下がっていくのは思った以上にキツイものです。
長期積み立て投資に短期投資を組み合わせることでシャープレシオを高めることも可能となります。
日本人の規律正しさを活かす
日本人には規律性があります。
投資で損をしてしまうのは規則性ないためだと言われています。
まずは自分自身で投資戦略を持ちをそれを守ることも重要です。
なんとなく儲かりそうだから上がっている銘柄をを買ってみたくなりますが
- なぜその投資をしようと思ったのか?
- どうなったら売買するか?
ということを難しいですが頭で整理しルールをしっかりと意識することが必要になります。
失敗は避けるのではなく乗り越える
投資で失敗した際にはその原因を調べることが重要です!
少額でも自分で投資をし、どこで判断を間違ったのか要因をさぐるという行動を繰り返しましょう。
勉強をしても実際に経験をしないと分からないこともありますので少額から売買をしながら経験を得ることが重要です。
メンタルエネルギーの多様化。使い方をマスターする
お金に対して感情的な人はお金を稼ぎにくく、数字として冷静にとらえる人の方が資産をつくりやすいと思います。
実際に高級車や高級な住宅など買えるけど買わないという状態なのが最強ですね。
もちろん自分が好きなこと・ものに意識を向けるのかは重量ですがその感情をコントロールする必要があるということです。
過去の実績にとらわれない。未来を予想しない
短期的な動きについて深く考えなくても大丈夫ということです。
えっ!っと思う方もいるかと思いますが基本的な投資スタイルは長期積み立て投資なので
基本的には自分の割合を決めてリバランスをしていくのみです。
ですので短期的な値動きについて深く考えなくても大丈夫です。
まとめ
本書で紹介されている億り人になるための8つの法則は以下の通りです。
- 投資をリスクと捉えることをやめる
- 茹でガエルからの脱却
- 戦略を分ける「長期積み立て」と「短期投資」
- シャープレシオを意識する
- 日本人の規律正しさを活かす
- 失敗は避けるのではなく乗り越える
- メンタルエネルギーの多様化。使い方をマスターする
- 過去の実績にとらわれない。未来を予想しない
今回は抽象的な内容が多かったですが、基本は長期での分散投資です。
具体的な銘柄等の内容については後編で紹介します。
- カテゴリA 高いパフォーマンスを期待して投資するもの 株式、社債、通貨
- カテゴリB 値動き安定させる目的で投資するもの 国債、現金
- カテゴリC AとBと異なる値動きへ投資するもの コモディティ、ビットコイン
字が大きく、難しい内容も少ないので本を読みなれていない方でも読みやすいと思います。
気になった方はぜひ書籍の方を読んでみてください。